神奈川新聞社花火大会2017年は中止/近代花火発祥の地

      2017/07/09

みなとみらい神奈川新聞社花火大会

 横浜みなとみらいで繰り広げられる、関東ではいちばん人気の花火大会。

尺玉の連打や水中花火など1万5千発の花火が、美しい横浜ベイエリアの夜空を彩ります。この神奈川新聞社花火大会を楽しむにはどういうプランが良いでしょうか?

なお、2017年の神奈川新聞社花火大会は、みなとみらい地区の開発などで、安全が確保できないため、中止となりました。

横浜みなとみらい花火大会で2尺玉は上がる?

 神奈川新聞社花火大会の人気の理由は、お洒落で涼しげな横浜ベイエリアで花火を楽しめるという、その満足度の高いシチュエーションに加え、2014年までは、関東ではレアな2尺玉が打ち上げられているところでした。

 しかし、2015年は保安上の理由などから、2尺玉が最大1尺玉に変更。大玉は無くなってしまいました。

それでも、スターマインや音楽花火など多彩なプログラムが充実して、よりエンターインメントとして楽しめる充実の花火大会であることにはかわりがありません。

 2016年は8月2日(火)19時〜20時15分の日程で開催されます。

横浜は近代花火発祥の地

 ところで、横浜は、日本ではじめて西洋式の火薬をとりいれた花火が打ち上げられたところです。

 江戸時代までの花火は「和火」と呼ばれる黒色火薬の一色だけの花火でした。文明開化で、火薬を高温で燃焼させるための酸化剤などの技術が伝わることで、さまざまな鉱物の炎色反応(例:銅だったら青く燃える)を利用したカラフルな花火が作れるようになったのです。

 そうしたカラフルな花火(洋火)の開発に力を注いだのが、平山甚太という花火職人です。平山甚太の花火は、海外でも高く評価され、世界に誇る日本の花火技術の礎を築いた人とも言われています。

 平山甚太によって西洋の技術をとりいれた「西洋花火」が明治10年に横浜ではじめて打ち上げられて以来、花火大会は、横浜のひとつの伝統となったわけです。

 近代花火発祥の地で、花火の歴史に想いを馳せながら花火大会を味わうのも良いものです。花火の歴史については、以下の記事も参考にしてみてください。

有料エリアで神奈川新聞社花火大会を鑑賞するには?

 歴史を感じる港町・横浜で花火を楽しみたい…誰もがそう考えるので、神奈川新聞社花火大会は、たいへん混雑します。

 ですので、花火をしっかり鑑賞しようと思うのなら、下手に穴場狙いや無料狙いをするよりは、有料エリア(臨海パーク、カップヌードルミュージアムパーク)の前売りチケットを購入するのが、とりあえず無難な選択肢だと思います。

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 打ち上げ場所に近い有料エリアでは、水中花火や音楽花火など、趣向をこらした演出をたっぷり味わうことができます。無料のポイントで、「ここから見えるかな?」という不安にかられながら場所とりに苦労するよりは、とりあえず有料エリアのチケットをゲットしましょう。

 ただし、有料エリアでも、自由席になっているので、ある程度の場所とりは必要です。また、配布されるシート以外は使用禁止で、再入場は不可という縛りがあるので注意が必要です。

 有料エリアのチケットは例年6月の末に、チケットぴあ・サンクス・地元書店有隣堂で一般販売されます。

神奈川新聞社花火大会を観る有料の穴場「くじらの背中」

 臨海パーク、カップヌードルミュージアムパークは、有料エリアですが自由席になっており、それなりに混雑するので、少し離れたたところからゆっくり観たいという人には、大桟橋(くじらの背中)がお勧めです。

 大桟橋は、「有料の穴場」といったところでしょうか? 当日の午前10時に、入場整理券500円が限定3000枚で、発売されます。整理券は代表が受け取れるので、たとえばお父さんが家族ぶんの整理券を、あらかじめゲットしておくことも可能です(乳幼児も整理券必要)。

 16時ごろより開場となりますので、整理券と引き替えに入場リストバンドとシートが貰えます。

 見やすい環境ですし、トイレも混雑しにくいので、有料エリアよりも快適に花火が鑑賞できるかもしれません。

神奈川新聞社花火大会の「有名」穴場ポイント

 以下に、定番の穴場スポットについても、ふれておきます。穴場スポットとしてウェブ上でも紹介されまくっているので、既に穴場なのかはわかりませんが、穴場好きな人は、狙ってみてください。

・ポートサイド公園…横浜駅から歩いていける、ちょっとした高台の公園。早めに行けば良い場所ゲットできるかも。

・野毛山公園…距離がだいぶあるので、遠目でみるだけでも良い人向け。木が邪魔で見える場所は限られるので、場所とりが必要。

・大黒ふ頭の中央公園…車で行くならこちら。遠目にはなるが、対岸に遮るものがなく見えるので人気の?穴場スポット。車がいつ満車になるかは未知数。

 穴場と言われる場所でも、見える場所が限られていたり、「見えるか?見えないか?」という不安からは逃れられないので、やはり有料席が良いと思います。

 チケットが買えなければ、他の大会に変更するという選択肢もありますしね。もっと安い有料チケットでゆっくり観れる大会もありますからね。

 せっかくなら、穴場と言われる場所で、こっそり小さい花火を観るよりは、有料シートで花火を満喫してほしいと思います。

  

 以上、神奈川新聞社花火大会の鑑賞のポイントについてお伝えしました。

 西洋の技術を取り入れて、日本で昇華した花火技術。文明開化と花火の歴史を感じながら観るには、まさに横浜がふさわしい場所ですね。

 涼しげな海風を感じながら、花火を楽しんでください。

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