葛飾納涼花火大会2016年|下町情緒のなかで味わう伝統の和火

      2016/06/21

 葛飾と言えば、「こち亀」の亀有、や「寅さん」の柴又帝釈天など、いわゆる「下町」を代表する地域。そんな葛飾で下町情緒たっぷりの花火大会が2016年も開催されます。

 葛飾納涼花火大会2016年は、平成28年7月26日(火)午後7時20分から午後8時30分

 今年は50回記念で、例年より10分間延長して70分間、1万5000発の打ち上げが予定されています。

下町の花火大会で、伝統の和火を楽しむ

 この大会の特徴はなんといっても、日本伝統の花火である和火が打ち上げられること。

 和火は、黒色火薬だけで作られる花火で、江戸時代まで日本の花火は、すべてこの和火でした。硝石、木炭、硫黄の3種類を混合した黒色火薬のオレンジ色は、線香花火でもおなじみの色で、日本らしいシンプルな美しさを放っています。

 明治以後の花火は、どんどんカラフルになっていますが、これは、金属化合物(ストロンチウム、シュウサン、バリウム、チタン、アルミニウム)を高温で燃やすための酸化剤(過塩素酸カリウム)の技術が、西洋からもたらされたからです。

 江戸時代の製法で作られる、しっとりとした和火を、江戸情緒が色濃く残る下町で鑑賞するのは、なかなかです。

 葛飾の花火大会は、もちろん和火だけでなく、デジタルスターマインや空中ナイアガラなど見応えのあるプログラムです。花火の歴史を感じながら、日本の花火独特の職人技を堪能してみましょう。

参考記事⇒日本花火の職人技と花火の色の関係

こち亀、寅さんを超えた葛飾キャラとは?

 葛飾花火大会のもうひとつの特徴は、葛飾に縁のあるキャラクター花火が毎年の定番になっていることです。

 寅さん、両さんはもちろん「モンチッチ」も葛飾キャラとして登場します。

 モンチッチは昭和世代なら誰でも知っていると思いますが、サルのぬいぐるみです。モンチッチは1918年創業の葛飾区内の玩具メーカー「セキグチ」から1974年に発売されました。

 モンチッチは日本では既に過去のキャラと思っている人もいるかもしれませんが、実は世界30カ国では根強くブレイク中なのです。モンチッチはその世界での活躍が認められ、葛飾の広報課長に任命され、最近では「モンチッチ公園も」開園されました。下町の町工場が生み出したキャラクターが世界でヒットしていたんですね。

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2016年葛飾花火大会有料シートは5月21日より発売

 さて、葛飾花火大会の話に戻します。

 観覧場所ベストはやはり有料指定席。ペア席、4人席、6人席(全てシート席)が5月21日(土曜日)発売開始になりますので、是非ゲットしましょう。

 有料席を買っておけば、花火が始まるまで帝釈天参道の屋台でゆっくり楽しめ、お祭り気分をたっぷり味わえます。

2016年葛飾花火大会の穴場は?

 有料指定席がとれなかった人や、穴場狙いの人には、ゆったり観れる場所をふたつ紹介しておきましょう。

 北総電鉄・新柴又駅から線路沿いに東に進むと江戸川河川敷に出ます。そのまま上流の方に向かっていけば、花火会場に近づいていきます。帝釈天側は激混みですが、こちらからアプローチすれば、比較的ゆったりと鑑賞できる穴場です。

 さて、より人混みを避け、非日常感を味わうとっておきの超穴場コースも紹介しましょう。

 それは、川の向こう岸です。江戸川ラインゴルフが一般無料開放されますので、対岸の激混み状況を尻目に、ほとんど誰もいない空間で花火を楽しめます

 ただし、江戸川ラインゴルフへは北総電鉄・矢切駅から、畑の中の農道をトボトボ30分歩いていくことになります。ふだんは、「矢切の渡し」で川を渡ってこれるのですが、花火大会で運休しているので、歩くしかありません。

 でも、このコースが絶品。こんな都心の近くに広大な畑が!とびっくりします。ちなみにここは千葉県です。

 矢切駅前ふくめて途中コンビニとかもないので、食糧・水など装備を完璧にしてから江戸川河川敷を目指しましょう。

 広大な畑と花火、川向こうの別世界のような喧噪……非日常感のなかで花火を味わうのも、またオツなものですね。

葛飾納涼花火大会
7月26日(火)午後19時20分から午後20時30分
【場所】葛飾区柴又や球場、江戸川河川敷
【アクセス】京成柴又駅10分 JR・京成金町駅20分 北総新柴又15分

 

下町情緒あふれる葛飾花火大会。お気に入りの鑑賞ポイントをみつけて、夏の思い出を作ってくださいね。

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