金運財布の色。黄色が良くて赤はダメってホント!? それとも迷信?

      2017/01/03

財布の色

 金運財布はどんなものが良いか? 風水的に良い色はなに? などなど、財布と金運の関係が、よく話題になりますよね?

 わたしは、財布の色で風水を気にしたことはなく、財布は、コレだ!と気にいったものを使うようにしていました。占いとか決して嫌いじゃないですが、財布の風水はいっさい気にしてませんでした。

 でも、わたし自身、お金に縁がなさすぎて、これってもしかして財布のせい? とかフト思いたち、やっぱり金運財布の色とかって意味があるのかな?・・・と、よく調べてみました。

 すると思いがけない事実があきらかに・・・
(;゚Д ゚)

 風水の真意を正しく理解して、ほんとうの金運を呼び寄せる方法について整理してみました。

金運財布の色はどうやって決まるのか?

 財布の色は黄色やゴールド系がよくて、赤はNGなんてことがよく言われていますよね。

 これは、風水の基本思想「陰陽五行」のなかの「五行」から導き出された法則と言われています。

 この五行を語らずして、財布の色の説明はできないので、まず、風水の基本思想である「五行」をサクッと学んでしまいましょう。

風水の基本思想・五行とは?

 五行とは「木・火・土・金・水」の5つの要素のことを指します。

 五行は、ものごとや世界を形作っている要素です。

 ポイントは、これらの要素に、それぞれ相性の良い悪いがあること。

 たとえば「金」だったっら「火」と相性が悪いです。金は火で溶かされてしまいますからね。

 「木・火・土・金・水・木・・・」の並びのなかで、ひとつ飛ばして前に位置するもの同士とは、相性が悪く、打ち消されてしまうものです。天敵のようなものなんですね。

 たとえば、火のひとつ前は何でしょう? 「火」を打ち消すのは「水」になります。「水」を打ち消すのは「土」。水は土に染み込んでいってしまいますからね。よく出来ていますよね。

 この打ち消す関係を「相克(そうこく)」と言います。

風水の五行の相克
火→金 火は金を溶かす
土→水 水は土に染み込んでしまう
金→木 金は木を傷つける
水→火 水は火を消す
木→土 木は土を割ってはえてくる

 相性が良い方の関係もみてみましょう。ひとつ前のものが「相生(そうしょう)とよばれ、「そのものを生み出す関係」になっています。

 たとえば、「金」の前は「土」です。金は土のなかで長い年月をかけて生まれるものですからね。

風水の五行の相生
木→火 木が燃えること火がおこる
火→土 火は燃えて灰を作り灰は土に還る
土→金 金は土のなかから生まれる
金→水 金属が冷えて結露して水が生まれる
水→木 水が木を育てる

五行の色と財布の色

 五行は、互いに相生と相克の関係にありながら、物事を形作っています。

 どれが良い悪いということではなく、全体のバランスをとることが風水としては目指す方向性になります。

 五行には、それぞれ色や方位など、さまざまなキャラクターがあてはめられています。何十種類もあるのですが、そのごく一部を抜粋すると、次の表のような感じです。

五行の色や方角や季節
五色 青(緑) 紅(赤) 玄(黒)
五方 西
五時 土用

 さて、表のなかで、木・火・土・金・水の五行には、それぞれ色が割り当てられているのがわかると思います。これが「五色」です。

 そして、財布の色は何が良い?というのは、この「五色」が根拠になっているんですね。

 財布には黄色やゴールドが良いといわれる根拠は、黄色は土のカラーだからです。五行の相生の考えでは土は金を生みます。金に相生する土のカラーが、財布には良い、とする説ですね。

 逆に、赤い財布がNGなのは、赤は火の色で、火は金と相克する関係だからです。

 このように、財布の色がどうのというのは、風水の五行の五色に基づいて導き出されるものだ、ということです。

 ところで「五色」以外のものもみてみましょう。たとえば、五時を見てみると、金は秋、火は夏になっています。このことを根拠にして、財布を買ったり使いはじめたりするのは秋が良くて、夏はNGだという説もありますね。方位との関係では、家の中の西側に財布を置くのが良いとするのは、金の五方が西の方角だからです。

 金運財布では、五行のそれぞれのキャラクターと結びつける事で、吉凶を占っているわけですね。

財布の色について、さらに突っ込んで調べてみたら・・・

金運財布で風水の先生がそろって指摘するポイントは?

 さて、ここまで述べてきた財布の色についてはよく言われていることなんですが、わたしはオレンジの財布を使っていて、これって、ダメと言われる赤と、良いと言われる黄色の中間だけど、どうなのよ?と思ったわけです。

 そこで、風水で有名な各先生がたの本を読んでみて、さらに詳しく風水財布についての情報を集めることにしました。今回調べたのは、C先生、S先生、R先生の3人の方の本です。

 まず、金運財布について3人の先生が口をそろえて言っていることは、次のようなことです。

風水先生各氏が口を揃えて言う金運財布のポイント

・お札の居心地が良い長財布がベスト!

・TPOに応じて二つ折り財布も可

・財布は3年を目処に買い替えを!

・材質は本革。牛、蛇、ワニ、オーストリッチなど

・家では、バッグや鞄に財布を入れっぱなしにしない

 財布は、お金の「お家」というふうに位置づけて、お金目線で居心地のよいお財布を、と考えると、上のようなポイントが導き出されるとのこと。

 各先生が同じように語っているので、一理あることなのでしょうね。

金運財布の色については風水の先生によって意見がバラバラだった!

 さて、金運財布には長財布や本革がベターということはわかったのですが、問題は、財布の色に関しては、各先生で、意見がバラバラなことです。

 下の表が、色についての意見をまとめたものです。

風水の先生によって微妙に異なる「財布の色」の見解
五行の分類 C先生の説 S先生の説 R先生の説
ブルー ×NG けちになりすぎ ? ×Ng水が強く運を流す
ピンク ○人間関係(→仕事アップ)恋愛関係 ? ○女性によい運気が与えられる
○良く無い金運をリセット ? ○金毒浄化作用。財布が汚れたら逆効果
シルバー ○不動産運 金と組み合わせよい ?
黄色 ×NG 散財してしまうから ◎土のカラー 土生金なので良い △浪費の可能性有り注意
○黄色はよくながいがパステルイエローなら可
○才能豊か チャンスをつかむ ◎◎最強 △浪費の可能性有り注意
ベージュ ○金銭の安定 他の色サポート ◎ 土 貯める力
ラベンダー ○厄除け ほんとうに必要な金運 ? ?
? ×NG 火剋金 ?
×NG 金運を燃やす 火の車 ×NG 火剋金 ×NG
グリーン ○才能が伸びる お金を守る ?
○不動産運 安定 独立をバックアップ ◎土のカラー 土生金なので良い ◎ 土 貯める力
○ステイタスがあがる お金が貯まる ◎ 水 金生水から ◎男性に、良い現状を維持する。上昇志向には不向き

 

 表をよく見るとわかるのですが、財布の色に関しては、先生方で意見が微妙に異なっています

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 「赤は火の色だから良くない」という部分は共通しているのですが、意外なことに金を生み出す土の色については、オッケーと言う先生と、逆に散財してしまうのでよくないと言う先生に、意見が大きく分かれています

 また、同じ水の色ですが、なぜ黒は良くて青はダメなのか、いまいち理由がよくわかりません。

 ・・・こうしてみると、財布の色や五行との関係については、とくに絶対的な真理とかがあるわけではないようですね。

 先生方によって五行の解釈が違うということは、どれが正しいとか間違いとかない、ってことですよね。ぶっちゃけいえば五行というネタをベースにして「財布の色はノリで言っているのかな・・・」と考えてよさそうですね。

 なにか、風水に基づいた真理みたいなものがあるのなら、黄色やゴールドが、良い悪いで意見が分かれることはないはずです。

 財布の色について、いろいろな解釈ができる、ということは、気にするほど重要なことではない、とも言い換えられるわけです。

五行の「金」は、何を意味しているのか?

 このようにして、風水と財布の色の信憑性について、疑いをもったわたしは、さらに五行について調べてみました。

 そこでわかったのは、五行の「金」というのは、必ずしもお金のことを意味しているのではない、ということです。

 あくまで五行の金は「金属」のことです。確かに黄金もそれに含まれますが、本来は、貨幣価値としての金ではなく、物質としての金属のことを指すのが五行の「金」の意味のようです。

 また、五行のなかには「五金」というのがあって、木火土金水には、金属が割り当てられています。
木=錫(青金)
火=銅(赤金)
土=金(黄金)
金=銀(白金)
水=鉄(黒金)
これによると、火は銅の象徴でもあるわけですから、火がお金にとって悪いものだという解釈と矛盾します。銅からだってお金は作られるわけですからね。

 つまり、俗にいう「金運財布」の考え方では、そもそも、
お金=「五行のなかの金」というふうに位置づけているところが、なんだか間違っているのではないでしょうか?

見えないものをコントロールする風水の真髄

環境学として風水は発展した

 もともと風水は、古代中国で「環境学」として生まれました。

 その土地ごとの風や水の動きに応じて、村や建物の作りをどのようにしたら良いか? それを一定の法則に基づいて分析していく、環境分析学のようなものでした。

 中世から近世にかけて、東アジアの各地で、風水の理論にあてはめて農村作りが盛んに行われました。

 風水にあわせて畑や集落の構造を改善したところ、格段に農業の生産性が向上したという実績が史実として残っているのです。

 風水は占いではなく、政治のなかで行われる産業開発技術の一部だったわけです。

「気」は、人体や宇宙にもつながる

 風水の環境学のなかには、空気や地下水など、直接目に見えないものの流れを、どうやって捉えてコントロールするか? という考え方があります。

 それが「」と呼ばれるものです。

 自然環境のなかの目には見えない「気」に注目するコンセプトは、たとえば人体の中の気の動きを知る方法に応用されて、それが気功や経絡(けいらく=ツボ)といった東洋医学に発展してきました。

 こうした、「気」を捉えて目に見えないものを見いだそうとするコンセプトが、風水ならではの独特の考え方なのです。

 そして、そのコンセプトは、身の回りの環境にとどまらず、人体や宇宙を捉えることにも応用できる・・・そうしたダイナミズムのなかに、風水の真髄があるといえます。

 風水の主旨は、『目に見えない「気」をコントロールするために、環境を整えること』です。

 その主旨からすると、お金の流れをコントロールするために、お金にとっての環境である財布にこだわりましょう!というのは一理あることかもしれません。

 ただし、財布の色を五行と結びつけて、黄色が良いとか赤が悪いとかまで言うのは、ちょっと行き過ぎている感じがします。それは、風水の考え方からズレたただの「迷信」なのではないでしょうか?

風水の本場・中国で、財布といえば・・・?

 財布の色について、さらに疑いを深めたわたしは、本場中国では、財布の色がどう扱われているのか調べてみました。

 中国では最近まで財布をあまり使わずに、お金は最低限のものをポケットに突っ込んで使う習慣が主流だったようですね。

 ここ数年で、財布も広まってきているのですが、それを上回る勢いで、電子マネー=支付宝(アリペイ)が急速に広がり、都市部ではほとんどスマホとカードのみで用が足りるようになりつつあるそうです。中国での電子マネー化の勢いは、日本のそれを遥かにしのぐ勢いのようです

 このように、中国には財布の文化じたいが定着していないので、日本のように、「財布で金運を!」みたいのは、伝統的には無いようです。もしあるとしたら、それは日本から逆輸入された「擬似風水」と考えても良いのではないでしょうか?

【結論】財布の色は、どうだっていい。それよりも金運に大切なのは・・・?

財布の色はきっかけにすぎない。本当に大事なのはそこじゃなくて・・・

 以上、ここまで見てきたように、「財布の色と金運の関係」というのは、あくまでも、風水の先生がノリで言っているレベルの話です。

 そこには、風水の理論的な裏付けがあるわけでもなく、風水の本場である中国の伝統に支えられているわけでもありません。

 ですので、結論を言えば「財布の色にこだわるのは迷信! 実は、何でも良い!」ってことだと思います。

 こうなると、風水の先生方の立場がなくなってしまいますが、各先生方の本を読んでみると、あくまで「財布の色」というのは、ツカミのネタみたなもので、先生方がほんとうに伝えたいことは別にあるように感じました。

 たとえば、各先生が共通して言うのは「財布を定期的に休ませて、中身を掃除し、レシートを溜めない」ということです。

 このように定期的にレシートをはじめとする財布の中身をチェックすることで、お金の管理をしっかりするようになり、最終的には金運が向いてくる・・・そのことこそが「金運財布」の本質なのです。

 お金の管理の大切さに気づき、お金を大事にする、お金に感謝する、そういう姿勢を再確認するために、そのきっかけとして「財布の色」という話題を提供しているわけですね。

「気」としてのお金。見えないものをコントロールするために

 そもそも、お金というのは、モノではなくて、目に見えない「気」そのものだと言えます。電子マネーというのが、まさに象徴していますよね。現代のお金には実体が必要無いのです。

 ですから、五行の金=お金というこじつけそのものには、まったく意味が無いと思います。五行の金はあくまで物質としての金属のことです。

 それに対して、現代のお金は目には見えないもの。お金は「価値」の代替物でしかありません。

「価値」は、目に見えないものですよね。

 目に見えないものを引き寄せたりコントロールするために、いろいろな環境を整えましょう! そこにこそ風水の考えのほんとうの意味があるわけです。

 わたし自身気づかされたのですが、このところ日々の忙しさにかまけて、ついつい毎日のお金の管理を流してテキトーにしてしまうことが多かったです。

 昔、家計簿を付けていた時期がありましたが、その頃は、少しだけ貯金もできてました。

 数年前のある時を境に収支のバランスが崩れ、ほとんど貯金ができなくなって、嫌になって家計簿を付けるのをやめてからはずっと自転車操業なのですが、はっきりとお金に向き合うのが怖くて、日々流してのりきっています。
「今月もなんとかなったやー」
の積み重ねですね(汗)

 これではいけないですね。

 この機会に、ちゃんとお金に向き合って、お金の流れがコントロールできるよう、環境を整えていこうかな、できるところから一歩一歩でいいから、と思った次第なのです。

★財布は、縁起かつぎより、機能を重視して選ぶほうが、運気アップになるはず!!

 

 

 今回、金運財布のことを色々調べたことは勉強になりました!

 「財布の色」のような迷信的なことはどうでもよくて、「お金をコントロールする環境を整える」ということの大切にあらためて気づかされました。

 お金は、目には見えない「価値」です。

 それが、どうやったら自分に流れてくるか?

 そこを日々意識していけば、
財布の色に関係なく、金運が向いてくる
に違いありません!

 みなさんも、ぜひそこに注目して、価値がある「気」を引き寄せていきましょう!

 あ、結局、財布の色は関係ないみたいなので、わたしは、オレンジの財布を使い続けます!

 

それから、最近、金運財布は春が良いとよく言われている件。春財布についても、こちらの記事⇒「春財布の由来と効果は?」で、バッサリと解説していますので、参照にしてください。

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