長崎くんち2017。無料や有料会場で龍踊りや御座船を観るには?

      2017/07/24

長崎くんち

 長崎くんちは、毎年10月7日〜9日に、長崎の諏訪神社を中心におこなわれるお祭りです。

 和・洋・中が入り交じった演し物(だしもの)や傘鉾(かさほこ)パレードなど、他では観られない充実の内容で、とても人気があるお祭りです。

 長崎くんちの目玉である、「龍踊(じゃおどり)」「鯨の潮吹き」「太鼓山(コッコデショ)」「阿蘭陀万才(おらんだまんざい)」「御朱印船(ごしゅいんせん)」などの演し物は、どうやったら観れるのでしょうか?

 長崎くんちはプログラムや観覧場所が複雑で、初心者には良くわからない点も多いと思いますので、この記事では、初心者向けに長崎くんちの観覧プランの立て方をガイドしていきたいと思います。

 

長崎くんちの演し物。龍踊りやオランダ船は毎年観れる?

 長崎くんちと言えば、国際色豊な竜の踊りやオランダ船の山車など、ユニークな演し物が魅力です。

 演し物のプログラムは毎年変わります

 この演し物を演じるのは、長崎市内の59の町で、「踊り町」と呼ばれ、それぞれの町がそれぞれ自分たちのレパートリーをひとつ持っています。59のうち5町〜8町の踊り町が7組に分かれていて、毎年、順番に、長崎くんちで演し物を奉納します。

 つまり、全部の演目を観ようとすると、7年かかるわけです。たまに特別枠として、本来の年でないのに出演する場合もありますが、原則、演し物は7年に一度しか観れないわけです。

 また、演目はたくさんの踊り町のレパートリーになっているものもあれば、ひとつの踊り町だけの演目もあります。

 たとえば有名な龍の踊り「龍踊(じゃおどり)」「川船」「オランダ船」などは、4〜6ほどの町のレパートリーになっているため、ほぼ毎年観ることができます。(ただし、同じ演目でも町ごとに微妙に違います)

 一方、たとえば「鯨の潮吹き」「ご朱印船」などは一つの町だけの演目のため、7年に一度だけしか観ることができません。

長崎くんち2017年の演し物

 さて、では、今年のプログラムはどうなっているでしょうか? 2017年の踊り町と演し物は以下です。今年は7年に一度の「御座船」が登場します。

長崎くんち2016年演し物一覧
馬町 本踊り(ほんおどり)
八坂町 竜宮船(りゅうぐうせん)
銅座町 川船(かわふね)
築町 南蛮船(なんばんせん)
湊町 宝船・七福神(たからぶね・しちふくじん)
傘鉾は上記の踊り町すべて

 

長崎くんち。踊り町の演し物の観覧の方法

本場所と庭先まわり、どちらで観るべき?

 さて踊り町によって奉納される演し物は、どこで観ることができるのでしょうか?

 演し物の場所は大きく「本場所」「準本場所」「庭先回り」の3つに分かれています。

長崎くんち2017年演し物の観覧場所一覧
本場所 4つのメイン会場「諏訪神社」「お旅所」「八坂神社」「公会堂前広場」で桟敷席や自由席・抽選席などが用意される。
準本場所 主に中日でJR長崎駅前。庭先回りの一貫だが、演し物の時間がフルサイズなので、準本場所とされる。(従来、準本場所会場だった中央公園は本場所に変更。ひょっとすると旧来の公会堂前が準本場所としなる可能性も?)
庭先回り 定番の「浜の町アーケード」をはじめ、毎年、長崎駅観光案内所などで配布される庭先回りマップを参照

 

 本場所で観るのが最も迫力があり、演し物もフルバージョンで演じられます。

 準本場所と庭先回りは、すべて無料で観れますが、スペースの関係などでフルバージョンでない場合もあります。

 観覧の方法としては、ベターなのは本場所の有料チケットや抽選券をゲットすることですが、チケットは入手は簡単ではありません。ですので、本場所での観覧は狙わずに、準本場所・庭先回りオンリーで攻めても、問題ありません。無料で観れるだけでも、充分に長崎くんちの魅力を満喫することはできます。

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 なお、チケットはゲットできなかったけれども、どうしても本場所を観たい人は、諏訪神社の当日立ち見券を狙いましょう。年によっては前日の深夜から並ぶ必要があるようですが、祭りの数日前に、「諏訪神社くんち踊場さじき運営委員会」に問い合わせをしてみましょう。だいたい、いつぐらいに並べばよいか、アドバイスをしてくれると思います。

長崎くんちを「本場所」で観覧するには?

 さて、来年以後、いつか、チケットを手に入れて、長崎くんちを観に行くために、本場所の席ゲットの詳細について、下記に整理しました。

 2017年より、従来本場所だった「公会堂前広場」が「中央公園」に変更になりました。。

 チケットの発売日は本場所4つの場所によってバラバラで6月〜8月なのですが、競争率は激しいので、基本、発売時間に購入しないと即売り切れます。また、席によっては、地元でしかない販売しないものもあります。

 以下が本場所の各会場のプログラムやチケット発売日の一覧です。

長崎くんち本場所の各会場のプログラムやチケット発売日
本場所会場名 日時 席種類 チケット入手方法
諏訪神社 10月7日7時〜
10月7日16時〜
10月9日8時20分〜
桟敷席 6月7日よりチケットぴあなどプレイガイドで発売
長坂(無料・神社の階段席) 7月1日(金)~7月20日(水)必着のハガキで抽選
立ち見当日券 前日深夜より並んでゲット
お旅所 10月7日9時~
10月9日7時~
さじき席 7月19日元船町自治会公民館で地元向けに販売。あまれば電話で元船町お旅所さじき運営委員会で予約可
八坂神社 10月8日 桟敷席 6月10日地元で即日完売
立ち見席 10月6日〜10月7日に徹夜で並びゲット
中央公園観覧席 10月7日17時~
10月8日8時~
砂かぶりござ席、スタンドS席・A席・B席、車椅子席 8月1日よりチケットぴあなどプレイガイドで発売

 

 地元でしか入りにくいチケットもありますが諏訪神社の桟敷や公会堂前の各シートを発売日にあわせてゲットするように、長期計画が必要です。(注;発売日の日時は2017年のものです)

 また、諏訪神社の「長坂」は、神社の階段に座ってみる席です。階段に一段おきではなく、格段に座るので、上の人の膝の間に挟まれてすわるような、かなり濃い空間になりますが、ここはもともと歴史のある特別なシートです。かぶり付きで観れるので、ここからかけ声をかける、いえば「サポーター応援席」のような熱い場所なのです。昔からコアなファン(サポーター?)が何日も前から陣取り、暇つぶしのために、みんなんで演し物の真似事をする「裏くんち」がおこなれていました。

 しかし、近年、いろいろな理由から長坂での場所とりが禁止され、抽選式になりました。サポーター以外にも長坂でかぶりつきでみるチャンスが開かれたわけですが、ここで見るからには、「もってこーい」「しょもーやれ」「ふとーまわれ」などの独特のかけ声をかけ、演し物を盛り上げましょう。

 

お下り・お上り。傘鉾パレードや神輿の「もりこみ」を観るには

 さて、長崎くんちの見どころは、踊り町の演し物の本場所や庭先回りだけではありません。

 というより、むしろ祭りのメインイベントである、お神輿が、珍しい傘鉾とともに1000人の行列となって市内を練り歩きます。これが、長崎くんちの見どころのひとつ「お下り」「お上り」です

 10月7日午後1時からは諏訪神社がらお旅所へ(お下り)、9日午後1時からはお旅所から神社へ(お上り)と神輿渡御が行われます。神輿を背負って、駆け抜ける「もりこみ」なども見応えがありますので、傘鉾行列とお上りお下りも見のがさないようにしましょう。

 以上、長崎くんちのスケジュールや観覧ポイントについて、説明しました。

 とても充実したお祭りは、チケットが無くても行く価値は充分にあります。

 全部の演し物を観るため7年通う人も少なくないですが、一度、行けば、「長崎くんち」の魅力にとりつかれて、リピーターになるかもしれませんね。ぜひ、このバラエティに富んだ長崎くんちを楽しんでください。

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