年末ジャンボ初めての買い方。枚数、連番、確率、還元率など超入門編

      2016/12/24

 年末ジャンボ宝くじの季節がやってきました。今年も、億万長者になる夢をみながら、楽しく年末を過ごしましょう!

 宝くじの最高賞金額は年を追うごとに上がって来ていて、昨年2015年の年末ジャンボでは、ついに10億円を突破しました。宝くじは1枚300円。たった300円で億万長者になる可能性を手に入れられるって、そんなの、宝くじしかないですよね。

 そこでこの記事では、年末ジャンボを「はじめて買ってみようかな〜」という人向けに、ジャンボ宝くじの基礎知識や、買い方、当たる確率、注意点などお伝えしていきます。

「いつも買っているけど当たんないなぁ〜」と思っている人にも、ヒントになることがあるかもしれませんので、ざっくり目を通してみてくださいね。

★2016年年末ジャンボの販売は終了しました。買いそびれてしまった方は、こちら⇒「初夢宝くじやその他のお得な新春くじ」についての記事を参照してください。

 なお、宝くじ関係の他の記事も、ぜひ参考にしてみてください
「自治宝くじとは? 宝くじの全種類を整理してみた」
「宝くじのもっとも賢い買い方は?」
「よく当たる宝くじ売り場の謎」

 

年末ジャンボの発売期間と種類は?

 2016年の年末ジャンボは11月24日(木)から12月23日(金)までの期間に販売されます。

 大晦日まで買えると勘違いして、買いそびれる人が多いですが、年末ジャンボの販売は23日(祝)までです。

 当選がわかるのは大晦日。12月31日のお昼に抽選が行われます。抽選会はNHKでも中継されますし、ネットで速報を確認することができます。

 今年も昨年に引き続き、最高で10億円の一等(前後賞込みで)が、合計で、約25本用意されています。

 用意されていると言っても、当選番号は12月31日に決まりますので、もちろん、どれが当りかは買う時には決まっていません。

 年末ジャンボは、買ってから抽選日までの間、「もし当たったらどうしよう
・・・≧▽≦」と夢をふくらますのが、最大の楽しみです。

 でも、実際のところ、どれくらい当たるのか? 当たるためには何枚買ったらいいのか? などなど、いざ買おうと思うと、疑問が出てきますよね。

 そこで、まず初心者向けに、年末ジャンボの基本について説明します。

年末ジャンボの買い方の基本

何枚から買える?

 一枚300円から買うことができます

 まわりの人は沢山買ってたり、お店の人に10枚セットをすすめられたりもしますが、一枚でも買えます。

 当サイトでは1枚〜3枚だけ買うことを、おすすめしていますが、その理由は、後ほど説明しますね。

未成年者でも買える?

 法的には、未成年者でも問題はありません。ただ、販売所によっては、年齢制限を設けているところもあります。そういう場合は他の店を探してみましょう。

どこで買える?

 みずほ銀行または、全国約3600箇所の宝くじ売り場で、購入できます。宝くじ売り場がない市町村は、郵便局で購入することができます。ただし郵便局の場合は種類が限られます。

 宝くじ売り場のなかには「よく当たる店」があるとされ、長蛇の列ができる場合があります。売り場による違いについては⇒「宝くじ売り場によって当選確率は変わるのか?」の記事も参照ください。

買う時に指定する「連番」や「バラ」とは?

 複数枚以上を買う時に、同じ番号を続けて買う「連番」と、バラバラにして買う「バラ」があります。

 複数以上買う場合は、「連番」か「バラ」を指定します。
「連番で10枚。バラで20枚ください」みたいな組み合わせもできます。

 連番は前後賞を狙えますが、バラの方があたる確率は2.5倍増えるといわれています。

 また、他にも「縦バラ」「特バラ」「縦連」など、のバリエーションもあります。

宝くじは税金がかからない!?

 宝くじは税金がかかりません。競馬や競輪ですと、あたった何割かは税金でもっていかれますが、宝くじの場合はそのままです。

 ただ、当選金を110万円以上、他人に分けると贈与税がかかってしまいます。もし高額当選した場合は、銀行から当選証書を受け取る祭に「共同購入した」として、分配する人の名前を提出しておけば、あとで分けても贈与税はかかりません。

 当たった翌年の税金が高くなりそうですが、宝くじの当選金は、税金計算上の「所得」に含まれないので、翌年の税金が高くなることもありません。

当たったらどうする?

 全国の受託銀行等の窓口で受け取ります。1万円〜5万円以下は販売店で交換できます(5万円は販売店による)。

 交換は、お正月すぐには無理で、例年1月7前後から交換可能になります。

 交換期限は1年間。

 毎年大量の「未交換くじ」が出ます。総額で200億円近い額が、未交換になる年もあるそうです。

 買っただけで満足して、そのまま忘れ去る人がとても多いのです。「どうせ当たらないし・・・」と。でも、ひょっとしたらひょっとするかもしれないので、必ず、番号を確認しましょうね

 では、次に、当選の確認方法を、詳しくみていきましょう。

当りかどうか、しっかり確認しよう!

まず、ユニットの仕組みを理解しよう!

 年末ジャンボ宝くじは、1等が7億円、その前後賞が1億5千万円。1等と前後賞があわせて当たると10億円になります。

 あたりのくじは約25本となっています。なぜ「約」なのか?疑問ですよね。これは、宝くじの売れ行きによって、くじの発行枚数を調整するからです。

 ジャンボ宝くじの発行は、「ユニット」という枚数の単位で発行されます。

 年末ジャンボは1ユニットが2000万枚です。1ユニットのなかに、一本だけ、1等7億円と前後賞が含まれています。

 2000万枚の1ユニットが、全部で25ユニット印刷され、全国の販売店に配られます。全国のどこかに、25本の一等(というか、一等になる運命の番号のくじ)が配られるわけです。

 年末ジャンボは、「売り切れ」がありません。売れ行きが好調な場合は、このユニット単位で、印刷枚数をどんどん増やしていくのです。

 ですから、今年の年末ジャンボは25ユニットの予定ですが、売れ行きが良い場合は、27ユニットとかになる場合もあるわけです。

 そうすると、最大で27人の一等あたりの10億円長者が誕生するわけです。

当選番号がひとつなのに、一等が何人も出るのはなぜ?

 ここで注意したいのは、25本の一等が出ると言っても、一等の当選番号はひとつだけ、ということです。

 抽選の時に、1等の当選番号を25組選ぶのではなく、一等は「●●組の1●●●●●番」と、一種類だけ番号を選びます。

 同じ番号が、25ユニットぶんあるので、当選者は25人出ることになります(当たりくじが売れ残って当選者が減る場合もあります。)

前後賞と組違い賞

 宝くじは、大晦日の抽選会で、当選の番号が決まります。

 賞と番号の関係が、少しだけややこしいので、見まちがえて当たりを逃さないためにも、番号の見方を確認しておきましょう。

 どきどきわくわくしながら、この番号を見比べるのが、宝くじの楽しみなんですよね。

 宝くじの番号は3桁の「組番号」と「6桁の番号」があり、このふたつの数字で、当りが決まっていきます。

ジャンボ宝くじの番号

ジャンボ宝くじの番号。ユニット数と組番号と6桁の番号が記載されている

 年末ジャンボの場合は、「01組」~「200組」と「100000」〜「199999」の番号があります。

 さらにユニットが1〜25までありますが、ユニットは気にしなくても大丈夫です。

 当選番号を調べる場合は、組と番号をチェックします。

 一等の前後賞は、番号の一番下の桁が、一等の前後になるもので、組番号も一緒のものです。

 たとえば、一等が「123組」の「123456」番だとしたら、「123組」の「123455」と「123組」の「123457」が前後賞となります。

 組違い賞は、番号の「123456」が一緒で、組番号だけ違うものになります。

2等は、「●●3組」の「123456」のように、組の一桁と、番号の組み合わせで決まります。番号が「123456」であれば「13組」でも「123組」でも組の下1桁が3であれば2等、みたいになります。

 3等より下の賞は組は関係なくなり、下4桁、下3桁など、下の方の桁数が一致していれば、当りとなります。

年末ジャンボが当たる確率

東京都と千葉県に住む全員が一枚買ったとして…

 さて、最も気になる、年末ジャンボ宝くじの一等が当たる確率をみていきましょう。

 さきほど説明したように、1ユニット1本の一等あたりくじが含まれていますので、1ユニットが何枚か?によって、一等が当たる確率が決まってきます。

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 2016年の1ユニットの枚数は、2000万枚です。

 ですから、1等があたる確率は2000万分の1になります。

パーセントで書くと0.000005%です。

 2000万分の一がどれくらいの確率なんでしょう? ほとんどゼロに近いと言っていいと思いますが、何か具体的にイメージしてみたいところですよね。

 たとえば、東京都と千葉県の全人口をあわせた数が1973万人です。2000万分の1ということは、東京都と千葉県の赤ん坊からお年寄り全員が一枚ずつ買っても、誰も当たらないくらい、低い確率だ、ということです。

 じゃぁ10枚(300円×10枚で3000円ぶん)買えば1/200万。もう少しましになりそうな・・・はたして、なるでしょうか? 岐阜県の人口が203万人なので、岐阜県の赤ん坊からお年寄まで全員が10枚ずつ買えば、誰か一人あたりそうなぐらいの確率となります。うーん。これでも、かなり厳しい感じがしますね。

 なお、ほんらいの確率の計算では10枚買った場合の確率は、「当たらない確率」というのを考慮しなければならないので、10枚買っても、確率は10倍には増えず、もっと低い数字になります。ややこしいので、ここでは「当たらない確率」は無視して、ざっくりで進めていきます。

1等は何世帯に1本当たる?

 別な見方をしてみましょう。

 日本の世帯数は5340万世帯です。

 年末ジャンボは25ユニット発行される予定ですので、1ユニット2000万×25ユニットで5億枚発行されます。

 これを、日本の全世帯に配ったとすると、一世帯あたり10枚弱のわりふりになります。

 何世帯に一等あたるのでしょうか? 1等は25本あるので、213万6千世帯に一軒、一等の栄冠を手にする世帯が出ます。

 福岡県の世帯数が212万9千軒ですので、福岡県の全世帯が、10枚ずつ買ったら、そのなかから一軒の当選世帯が出るか出ないか、といったところですね。

 仮に、東京都の全世帯が10枚買った場合は、東京都全部で2.8軒の10億長者が誕生する確率です。

 こうしてみると、ちょっとは可能性があるって思える・・・・? いやいや、全世帯が10枚買うことはあり得ないし、やっぱり無理かもって感じですよね。

もっと当りクジを増やして欲しい!

 それにしても、10億円を25本とかじゃなくて、額が少なくてもいいから、当りを増やして欲しい! って思いませんか? もっとみんなで分け合えばいいじゃん!って。

 実は、数年前までは、1等がもっと多かったんです。

 たとえば、2011年の年末ジャンボでは、一等(前後賞込み)2億円が全部で132本もありました。1ユニットあたり2本だったので、確率も500万分の1。今の年末ジャンボの4倍の1等確率です。

 ところが、2012年は6億円が68本、2012年は7億円が60本、と当選額を上げるかわりに本数を減らす傾向になってきたのです。

 で遂に、2015年は10億円だけど、25本しかないという、年末ジャンボの「狭き門」化が進んできたわけです。

 この背景には、年々、年末ジャンボの売上げが落ちてきて、額をあげていかないと、売上げが維持できない、という流れがあったからです。事実、2015年に一等を10億円にしたところ、下降気味だった年々の売上げが、上昇に転じたのです。

 どちらかというと、高額の当選金に飛びつく人が多いってことなのでしょうね。

 でも、私自身は、安目でもいいから、多くの人があたった方が、公平感があっていいのに、と考えますけど・・・と、思っていたら、そんなふうに考える人向け対策が、既になされていました。

 新たに発売された「年末ジャンボ・ミニ」と「年末ジャンボ・プチ」です。

 年末ジャンボミニは1億円が105本、年末ジャンボプチは1000万円が1000本となっています。

 これだったら、だいぶ、確率が増えそうですよね! 

 年末ジャンボは10億になったぶんユニット数が2000枚になって当選確率が半減してしまいましたが、その不満を解消するのが、当りクジ乱発!のミニとプチなんですね。

 確率重視の人は、ミニかプチを狙っていきましょう。

 年末ジャンボミニやプチについては、より詳しくはこちらの記事⇒「年末ジャンボプチとミニの当選確率比較」をご覧下さい。

年末ジャンボの買い方

 さて、年末ジャンボについて、基本事項や確率についてみてきましたが、これらをふまえて、どういう買い方をするべきなのか? 考えてみましょう。

年末ジャンボが当たる確率は低すぎる

 まず、あたる確率は、天文学的に低いということです。

 少しでもあたる確率を増やそうと、1枚を10枚や100枚に増やしてみたり、縦バラとか30連とか買い方を工夫してみたり、「当たるチャンスセンター」に並んで買ったり、みなさんいろいろな努力をしているわけです。

 だけど、正直言って、確率論的には、何をやっても、たいして変わりません。目くそ鼻くそ的な感じです。

年末ジャンボの還元率が悪すぎる

 そもそも賭け事では確率だけではなく、投資したうちの何10%が戻ってくるのか?という回収率を考えるのが大切です。

 パチンコは80%くらい、競馬で70%くらいと言われる回収率(還元率)ですが、宝くじはなんと50%と、論外に低い数字になっています。

 これはつまり、全部買い占めても半分しか戻ってこない、ということです。

 投資や賭け事として考えても、あり得ないくらい低い数字なのですね。「遊び」ではなく、「年末ジャンボは投資だ!」とガチで考えている人がいたら、それは間違っています。はじめから負け戦をしかけに行くようなものですからね。

 宝くじの収益の、半分は賞金にまわり、残りの半分は主催者の懐へ入っていきます。

 宝くじの主催者は、総務省をリーダーとする地方自治体ですね。

 つまり、宝くじ売上げの50%は、地方自治体によって使われているのです。厳密に言えば、50%のうち約10%は宝くじの運営費(印刷代金・販売所の経費・宣伝費)で、残り約40%が地方財源に使われます。(なお、宝くじと地方自治体の関係については、こちら⇒自治宝くじとは?の記事も参照ください。)

宝くじにまつわる黒い疑惑

 しかし、問題は、この40%の使われ方が、「不透明」だと、言う意見が多いこと。

 よく「宝くじ号」と書いた福祉車輛などが街を走っていますよね? これが宝くじの収益の使われ方の例なのですが、実はそれはごく一部で、実際にどこに使われているか、グレーなところも多いと噂されるのが、宝くじの収益金なのです。

 天下りする官僚の収入源になっているなど、そのグレーな疑惑については、色々なところで語られていますので、本記事では、詳しくはふれません。

 いずれにせよ、「宝くじは、ハズれても社会貢献」と思っている人が多いなかで、そういう人々の善意に乗っかって、宝くじの収益から甘い汁を吸っている人たちがいるのでは?という疑惑だけは、なかなか払拭されていないのが事実のようです。

宝くじは買うべきではない?

 

 ここまで見てきた年末ジャンボの特徴を、もう一度整理しておきましょう
・気の遠くなるほど低い当選確率
・50%というありえない還元率の低さ
・収益の使われ方が不透明なグレーさ
 ・・・こうしてみると、あまり年末ジャンボに期待をして、突っ込みすぎるのは、考えた方がよさそうですね。

 「宝くじは無知な貧乏からお金をまきあげる第二の税金」とさえ言われていますから、気をつけたほうがよさそうです。

 ・・・そうは、言っても、300円で7億円があたるかもしれない事実は事実です。可能性は、限りなくゼロに近い(0.000005%)ですが、買わなかったら可能性はゼロ

 というわけで、結論を言えば、1枚か3枚くらい買っておくのが、良いのではないでしょうか?

 年末に多く聞かれるのは、「年末ジャンボ楽しみ〜」という声と同時に「しまった買いそびれた〜」という声です。

 やっぱし、「買わなきゃぜったいに当たらない」という、事実は変わりませんからね。

 ただ、何枚買っても、確率はたいして変わらないです。なので、何万円も買っても、はっきり言って、無駄だと思います。年末ジャンボに何万円も注ぎ込むお金があれば、他の有意義な使い道をもっと真剣に考えましょう。

 年末ジャンボは900円までで充分かと。(あくまで筆者の意見ですけど)

参考記事⇒「宝くじの賢い買い方について考えてみた」

 

 

 以上、年末ジャンボについて、その仕組みなどについて、詳しくみてきました。

 あまり過度な期待は禁物ですが、それでも、年末ジャンボを買ってから、結果が出るまでのあいだの、わくわく感には、独特のものがありますよね。

 では、ささやかな楽しみとして、年末ジャンボを買いに行きましょう! 

 あ、3枚でいいですよ、3枚で^^。

 

おまけ情報

・財布の色って気にしてますか・・・? 黄色が良い? 赤はダメ? 諸説あるのを整理してみました。⇒「金運財布の色って迷信? それとも・・・・」

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