熱中症対策の食べ物は? 熱中症で牛乳や塩飴より良いものは?

      2016/06/19

夏バテと熱中症対策の食べ物

 熱中症を防ぐ食べ物ってあるんでしょうか? どんな食べ物が熱中症予防に役立つのか、みていきましょう。

 そもそも夏は、夏バテ気味で、食欲が落ちがちなシーズンですよね。

 なぜ、夏は食欲が落ちるんでしょうか?

 それは、夏はエネルギーが少なくてすむからです。

 食べ物を食べる理由には、栄養分の摂取の他にも、エネルギー(熱)を作り出す、という目的があります。夏は体温が上昇しているので、冬に比べるとエネルギーが必要なく、食欲がそもそも少なくなる傾向にあるのです。

 だからこそ、夏の食べ物にはしっかり気を遣い、ミネラル、ビタミン、タンパク質をバランス良く摂るような食事を心がける必要があります。

体を冷やす食ベ物で、熱中症対策を

 食べ物には、体を冷やす食べ物と温める食べ物があると言われていますね。

 熱中症は、体の内部に熱を溜め込んでしまう症状ですので、体を冷やすことは、効果があります。

 たとえば暑い日に野外作業などをおこなったあと、夜になっても、首筋や足の付け根が熱をもち、ほてっているような感じになることがありますよね。

 そうした場合、翌日までに、体の熱を充分下げておくことで、熱中症の防止につながります。

 そんなケースの場合は、体を冷やす食べ物を、夕食に摂ると良いでしょう。

体を冷やす野菜や果物

  • 実もの野菜…きゅうり、トマト、なす、ゴーヤ、おくら、すいか、メロン
  • 葉もの野菜…レタス、キャベツ、白菜、ほうれんそう、小松菜、セロリ、もやし
  • 根菜…大根
  • 果実…バナナ、パイナップル、マンゴー、レモン、グレープフルーツ

 ただし、注意したいのは、冷やす食べ物や飲み物は、摂り過ぎは禁物です。胃腸を極端に冷やすと、エネルギーを過度に消費してしまい、夏バテにつながります。

 また、体を冷やす野菜や果物は、消化にエネルギーを使うことで、体を冷やします。逆に言えば、消化が悪いということですので、食べ過ぎに注意しましょう。

 なお、飲み物についても、冷やし過ぎのものには注意が必要です。こちらの記事も参照してください。
⇒真夏に敢えて熱いお茶を飲むほんとうの意味は?

アルブミン…牛乳だけでなく動物性タンパク質ならOK

「熱中症予防に牛乳」が良いと言われていますね。

 その理由は、牛乳に含まれる「アルブミン」というタンパク質が、熱中症を予防するはたらきがあると考えられているからです。

 アルプミンは血液中に多く含まれるタンパク質で、栄養素を運搬するほか、体液の調整にも深くかかわています。

 特に、細胞の中の余分な体液を、血液中に引き戻す力があります。アルプミンが不足すると、細胞に余計な体液が溜まり、逆に血流が悪くなる状態になります。この状態が、むくみです。

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 熱中症は、血液をはじめとする、体内の器官がオーバーヒートするものですので、充分な血液の量と血流の良さを維持することが、熱中症の予防につながります。

 このことから、アルプミンを摂取すれば、熱中症予防になると考えられているわけです。

 アルプミンは牛乳だけではなく、乳製品をはじめ、多くの動物性タンパク質に含まれていますので、とくに牛乳にこだわることはありません。

 適度に、動物性タンパク質をとりましょう! ということです。

 動物性タンパク質のなかでも、特に、豚肉は、どちらかというと体を冷やす系の肉です。暑い沖縄でもメインで食べられている豚肉で、しっかりアルプミンをとれば、熱中症に強い体質ができるでしょう。

総合的に夏バテを防止するための食べ物

 夏バテ気味で疲労が溜まっていると、熱中症の要因となります。

 一日の疲れを溜めないような体質作りや健康管理が、熱中症の予防になります。

 疲労回復を助ける食べ物のポイントは2点

  • ビタミンB1を含むもの
  • クエン酸を含むもの

です。

疲労回復に必須のビタミB1…やはりウナギは効果的

 ビタミB1は、糖質をエネルギーに替えるのに必須の栄養素ですが、不足しがちなものです。夏は、スポーツドリンクや清涼飲料水、ビールなどで、糖質を摂り過ぎがちですので、糖質の分解を促進する意味でも、ビタミンB1は欠かせません。

 ビタミンB1を多く含む食品は、豆腐、味噌、モロヘイヤ、玄米、豚肉、牛・鶏レバー、鮭、うなぎ、インゲン豆、ヌカ漬け、などがあります。

夏は酸っぱいもの…梅干は熱中症対策に必須

 クエン酸は、疲労の原因となる乳酸の発生を抑えてくれる働きがあります。一般に酸っぱいものが疲れた時に摂りたくなるのは、このためです。

 クエン酸を多く含む食品に、梅干、お酢、レモン、グレープフルーツ、パイナップル、アセロラなどがあります。

 梅干は塩分(ナトリウム)補給にもなりますので、とくに大量の汗をかく現場仕事などの場合は、お弁当に欠かせませんね。大量の汗をかき塩分補給が必要な場合は、塩飴なんかよりは、梅干の方が、ミネラルも摂れるし効果大です。

 また、レモン、グレープフルーツ、パイナップルは、体を冷やす効果があるので、夏のデザートには積極的にとりいれたいですね。/p>

 以上、熱中症に効果がある食べ物についてみてみました。

 基本的には、熱中症対策の食べ物を意識することよりも、夏バテを防ぎ、食欲減退とならないよう、ミネラル類やタンパク質のバランスの摂れた食事に気をつかうことが大切です。

 しっかり食べて、夏をのりきましょう。

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