スーパームーン次はいつ? 2016年スーパームーンの大きさは?

      2016/11/14

スーパームーン

2016年11月14日夜はスーパームーンです。
次回は2018年1月までないので、2016年11月14日をお見逃しなく!!

 ここ数年ですっかり定着した「スーパームーン」。月と地球が接近し、月が大きく見える現象ですが、2016年は、どんなスーパームンーンが見れるでしょうか?

 そもそもスーパームーンって、どういう意味があるんでしょうか…? 実際にどれくらい大きいのでしょうか? いろいろ影響があるとかないとかささやかれていますが、実際のところどうなんでしょうか?

2016年のスーパームーンは最接近!?

 スーパームーンは、ここ5年くらい急に聞かれるようになった言葉ですよね。そもそも天文学の正式な言葉ではなく、アメリカのRichard Nolleという占星術師が近年考え出した言葉なのです。それが日本でも紹介されて、ロマンチックなイベントとして、また、地震との関係がある…などと噂されるなど、急速にヒットしています。

 2014年は、3カ月連続してスーパームーンになり、また2015年は中秋の名月とスーパームーンが重なりました。

 2016年はどうなるでしょう? 2016年のスーパームーンは11月14日。実は、2016年のスーパームーンは、地球と月の距離が356500kmと、ここ50年くらいでは、最も近くなるスーパームーンなのです。

スーパームーンは500円玉?

 そもそもスーパームーンとは、どういう状態なのでしょうか?

 満月のなかでも14カ月に一度くらいのペースで訪れる、特に接近した状態を意味しています。

 実は、ひとくちに満月と言っても、月と地球の距離は変化していて、最も遠い満月では40万6700kmに対して最も近い満月では35万6400kmになります。

 これは月が楕円軌道を描きながら地球の回りをまわっているためにおきる現象です。

 平均的な月と地球の距離を1とすると、遠い時は114%、近い時は88%になります。けっこう、激しく距離が動いていますね。

 実際に、遠い満月と近い満月では、地球から見える大きさも、明らかに違います。

 遠い満月が10円玉だとしたら、近いスーパームーンは500円玉の大きさで見えるのです。

 スーパームーンが大く見える、というのは本当なのですね。

 ちなみに、これだけ距離の差があれば、地球に及ぼす引力の影響(潮汐力)の作用も大きいだろうという理由から、スーパームーンと地震の関係がとりざたされていますが、そうした因果関係は無い、というのが定説です。地震との影響は無いにしても、月の満ち欠けや月と地球の距離によって、地球の生物などに影響が無いわけではありません。こちらの記事⇒「月の満ち欠けが地球に与える影響」も参照してください、

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月の見え方と錯覚

 スーパームーンは、平均の月の大きさに比べると14%大きく見えて、明るさは30%増すと言われています。

 ただし、月の大きさは、実は、錯覚によるところも大きいです。

 地平線に近く山や建物の近くにある月は、とても大きく見えます。また、雲の切れ目に見える月も、ボリュームがある姿となります。

 これは実は、比較するものが同時に見えると、大きく見えるという錯覚なのです。月は実際以上に大きく見えているものです。

 月の大きさって、腕をいっぱいのばした時の握りこぶしぐらいの大きさに見える時ないですか?

 そんな時でも、実際は、小指の爪くらいの大きさしかありません。実際に試してみてください。思ったほどは大きくないのです。

 ですので、スーパームーンの時も、14%大きいとはいえ、比較するものが無いため、正直なところ、「なんとなくそうかな」という感じがする程度です。

 それでも、10円玉と500円玉の差ががあると思うと、やはり、スーパームーンは逃さず見ておきたいものですね。

月が大きく見えるもうひとつの理由

 月が大きく見えるのは錯覚だけではなく、もうひとつ理由があります。
「月は輪郭がくっきり見える」ものなのです。

 月は太陽に照らされている球体ですので、本来なら、淵の方は丸まって見えるはずです。
しかし、多くの場合、月は、玉ではなく円のように、平面的にくっきりと見えるものです。

 昔の唱歌にも「盆のような月が」と歌われていますが、これは玉ではなく、輪郭がはっきりしている円盤のよう、という意味です。

 月がこのように見えるのは、月の表面を覆う「レゴリス」という細かい砂が、太陽の光を乱反射させて平面に見せているからです。

 「レゴリス」は、月全体に堆積している細かい砂なので、アポロ宇宙飛行士の靴跡もしっかりとついていましたが、ただの砂ではありません。レゴリスは、月を開発していくことになった場合、酸素や金属を取り出せる、とても重要な資源となるのです。

 この月の資源とも言うべきレゴリスの反射により、月の淵はくっきり見え、実際より大きく見える原因にもなっているわけです。

   

 以上、スーパームーンや月が大きく見える仕組みについて、見てみました。

 2016年11月のスーパームーンの次は、2018年の1月です。2017年はスーパームーンが見られない年なので、2016年を逃さず見ておきましょう!

 それから、スーパームンを愛でるのもよいのですが、日本には古くから月の満ち欠けごとに素敵な名前をつけて、月を愛でてきた習慣があります。(⇒「上弦、下弦など月齢ごとの呼び方」)こういう伝統も忘れないようにしましょうね。

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