イヤープレート(クリスマスプレート)の意味や使い方とブランド18選
2017/12/31
イヤープレートは、毎年限定生産される陶磁器の絵皿です。
クリスマスプレートとも呼ばれ、記念品やコレクションとして世界各地で愛されています。
イヤープレートと言えば、デンマークの「ロイヤル・コペンハーゲン」がとても有名ですが、そのほかにも、世界と日本の各ブランドが、素敵なイヤープレート(クリスマスプレート)の数々を毎年リリースしています。
そこでこの記事では、海外と国内のおすすめのイヤープレートを紹介するとともに、その楽しみ方や使い方についての入門知識をまとめました。イヤープレートはロイヤルコペンハーゲン一択では無い!ということがよくわかり、選択肢が広がりますよ!
イヤープレートのこだわりポイント
イヤープレートの楽しみ方
陶器は食事のたびに使う、たいせつな日常品でありながら、芸術性が高く、愛着を感じさせるものです。
ですので、ただの道具として、おざなりするのではなく、自分の趣味やスタイルにあったテイストのものを選ぶよう、こだわりたいものですね。
陶器のデザインは、とてもいろいろなタイプがあるので、好みも分かれるところです。
が、それだけに、自分の好みにぴったりあったイヤープレートをプレゼントされたりしたら、とても嬉しいですよね。
もちろん、自分の感性にあった陶器に一目惚れして、自分へのご褒美として手に入れることもあるでしょう。
そうした陶磁器の楽しみを、より深いものにしてくれるのがイヤープレートです。
毎年、限定生産されるイヤープレートは、陶器マニアならずとも、少しこだわってみたいアイテムです。
毎年コレクションするのもよし。
特別な出来事があった年の記念にするもよし。
その年に発売されるものだけでなく、ユーズド市場で各年代のイヤープレートが出回っているので、たとえば誰かの誕生日のイヤープレートをプレゼントしたりとかも、できるわけです。
まずは、お気に入りの一枚を見つけて、そこから年を遡りながらコレクションして、みるのもおもしろいでしょう。
このように、なかなか奥の深い楽しみができるのが、イヤープレートやクリスマスプレートなのです。
イヤープレートの由来
イヤープレートは、もともとクリスマスプレートとも呼ばれ、ヨーロッパ古い習慣にルーツがあると言われています。
ヨーロッパでは貴族やお金持ちが、クリスマスになると、家来や使用人たちの1年の労をねぎらいました。クリスマスの料理やケーキをふるまい、その時お皿も一緒にプレゼントしたとのことです。
家来や使用人たちは、そのお皿をありがたがって記念に飾るようになった、それがイヤープレートの由来とされています。
その習慣にならって、毎年限定のクリスマス絵皿を製造しはじめたのがデンマークの陶器メーカー「ビング・オーグレンダール」です。1895年に「クリスマスプレート」の第一号が発表され、以来、今日にいたるまで100年以上に渡って、毎年クリスマスのお皿が限定生産されています。
ビング・オーグレンダールに続いて、デンマークの王立窯「ロイヤル・コペンハーゲン」が、1908年に毎年限定の絵皿「イヤープレート」を作りはじめます。ロイヤルコペンハーゲンのイヤープーレートは世界中で大人気となり、記念品やコレクターアイテムとして、人々を魅了しています。
その後、世界や日本の陶磁器メーカーやテーブルウェアブランドが、「イヤープレート」や「クリスマスプレート」を作るようになりました。
デザインのテーマはクリスマスをはじめ、歴史的な建物や物語だったり、ヨーロッパでも「干支(えと)」が描かれたりしています。
日本でも、イヤープレート作りは、最近、増えています。
なかでも、ムーミンやトトロなどのキャラクターもののイヤープレートは、日本の得意とするところで、海外でも大人気です。
イヤープレートは飾り? それとも実際に使うべき?
さて、イヤープレートやクリスマスプレートは、実用には適しているでしょうか?
イヤープレートのなかには、ウェッジウッドのように、絵柄がレリーフ状になっているものもあります。また、多くのイヤープレートは、お皿の裏には、紐を通すための穴がふたつ開いていて、壁に掛けられるようになっています。
つまり、はじめから飾り皿を目的に作られているプレートも多いわけですね。
こうした、飾り皿を想定したイヤープレートでは、専用の皿置き(スタンド)がセットになっているものも多く、立てかけたり、壁につるしたりと、状況にあわせて飾ります。また、イヤープレートをかざるための額も販売されています。
一方で、たとえばドイツでクリスマスプレート(ヴァイナハツテラーWeihanachtsteler)といえば、アドベントの期間中、クッキーなどを盛るためのお皿で、とても実用的なものです。
このようにクリスマスプレートといっても、必ずしも飾る用のものでなく、イヤープレートして限定生産のものではない、実用的な「クリスマスプレート」もたくさんある、ということは頭に入れておきましょう。
イヤープレートは高価なもので、場合によっては後々、プレミアムの価値がついてくることも考えられます。ですので、あまり無造作に日常使いするものでもないでしょう。
ただ、ここぞという時に、スペシャルな食卓を演出するには、イヤープレートは強力なアイテムです。
たとえば、家族全員ぶんの生まれ年のイヤープレートを揃えておいて、誕生日のケーキは、生まれ年のイヤープレートでいただく、といったス特別な使い方がおすすめです。
生まれ年のイヤープレートを揃えておくのも良い。
また、最近では、磁器メーカーではなく、陶器の作家によるイヤープレートの作製も盛んになってきています。陶芸家の作るものは違和感なく日常使いできるものが多いですね。
なかでも、最近人気なのは、陶芸ユニットS+Cによる「BORDERLAND」シリーズのイヤープレート。アップトゥデイトな感覚のイヤープレートなので、日常使いも、ごく自然にできてしまいます。
明日12/1(火)より、SATOKO SAI + TOMOKO KURAHARA YEAR'S PLATE 2016 "BORDERLAND" を開催いたします。https://t.co/R35h6a5fWL pic.twitter.com/wRd5pZWEs6
— UTRECHT/NOW IDeA (@UT_IDeA) 2015年11月30日
イヤープレートと、日本の陶磁器の歴史
ところで、そもそもお皿を飾るという習慣が、どのようにして広まっていったのでしょうか?
それには、実は、かつて日本の焼き物が世界に大きな影響を与えていたことが、関係しているようです。その歴史をひもといてみましょう。
お皿を装飾品として飾る習慣は、日本や中国にもありますが、何と言ってもヨーロッパで盛んです。
この背景には、17世紀まで、ヨーロッパでは磁器は、たいへん貴重品で「白い宝石」と呼ばれるものだったという歴史があります。
当時ヨーロッパでは、粘土でできた陶器や木製の器しかありませんでした。石英や長石などガラス質を多く含み高温で焼き上げる、固くて白く透明感のある磁器は、ヨーロッパでは生産できなかったのです。
今でこそ、磁器は、西洋の食器のイメージですが、もともと磁器は、景徳鎮(けいとくちん)に代表されるよう、中国で生まれたものです。
ヨーロッパには磁器を作る技術が無く、中国から輸入されるものだったのです。
ところが17世紀中頃に明が滅び中国が混乱期に入ります。そこで、輸入元としてクローズアップされたのが日本です。
日本の磁器生産は、安土桃山時代に、朝鮮から技術を受け、肥後の有田ではじまりました。当時は、陶器の積み出し港があった伊万里にちなみ、伊万里焼と呼ばれていました。
中国とはまた違った落ち着いたセンスの絵付けと、青だけでなく、酒井田柿右衛門が生み出した独特の赤を出す技術があった日本の磁器は、ヨーロッパの王侯貴族を魅了しました。
17世紀中頃~18世紀中頃までのあいだ、日本の磁器が、ヨーロッパの貴族文化の中心にあり、室内装飾の中心に、日本の磁器があったのです。
このような歴史的背景で、ヨーロッパでは「お皿は飾るもの」という習慣が根付いていったわけです。
やがて、マイセン焼きが生まれて、ヨーロッパでもようやく磁器が生産できるようになりました。
王侯貴族だけでなく、一般市民も、お皿を飾るようになり、イヤープレートやクリスマスプレートという、装飾用の飾り皿が製造されるようになったわけです。
日本では、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートにプレミアが付いて高値で取引されていますが、歴史的に見ると、皮肉な感じもしますね。
もともと、伊万里や柿右衛門など、日本の磁器の方が価値が高かったという歴史からすると、わざわざ西洋の絵皿を日本人がありがたがるのも、妙な感じがしないでもありません。
もちろん、個人の感性ですので、どこの国のものでも、好きか嫌いかで選べばよいだけの話です。
ただ、日本の陶器がヨーロッパの歴史に大きな影響を与えたという史実については、知識として最低限おさえておきましょう。
それでは、以下に、欧州と日本のイヤープレトを、ブランド別に紹介していきましょう。
おすすめイヤープレート(クリスマスプレート)欧州編
ロイヤルコペンハーゲン イヤープレート
イヤープレートと言えばロイヤルコペンハーゲン(ロイコペ)とも呼ばれるほどの定番で、世界のコレクターたちに愛されています。デンマークの王立窯として1775年に創立された磁器工房です。
1908年から毎年続くイヤープレートは、デンマークの文化をあらわすさまざまな題材を、濃ゆい群青色で、1枚1枚手書きで絵付けされています。
お皿の裏には三本波の入ったロゴがありますが、波のひとつにひっかき傷があるものはアウトレット品、また、年代がごとに、ロゴのアルファベットの上下にバーを付けて、贋作(がんさく)と見分けられるようになっています。
限定生産のため、プレミアム感もあり、1990年代のものでも5万円以上の値が付くものもあります。1945年の第二次大戦終結の年のイヤープレートは、天使が墓前で祈りを捧げるもので20万円以上のプレミアとなっています。
また1984年からスタートしている、プラケット(ミニプレート)も人気です。直径8.3㎝でレターサイズで郵便で送れることから、プレゼントにも最適です。
正直、大きなイヤープレートは、趣味が合わなければ相手がもらって困るかもしれない、と考えてしまいますが、小さいものであれば、気楽に贈ることができるかもしれませんね。
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ビング・オー・グレンダール クリスマスプレート
1895年はじめてイヤープレート(クリスマスプレート)を発売した、元祖のブランド。
会社は1980年代にロイヤルコペンハーゲンと合併したものの、ブランド名はかわらず独立して、ビング・オーグレンダール(B&G)の「クリスマスプレート」として、ロイヤルコペンハーゲンの「イヤープレート」とは区別されています。
また、母の日の限定生産品として、母子愛をテーマにした「マザーズデイプレート」もシリーズ化されています。
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マイセン イヤーズプレート
1710年、ヨーロッパではじめて磁器製造に成功してたマイセン窯。当時、陶磁器の先進国であった日本の有田焼(伊万里焼)の影響を大きく受けて誕生した焼き物産地です。
現在では「国立マイセン磁器製作所」として、300年の歴史を今につたえています。
イヤープレートは、最近は6年単位のシリーズものになっていて、マイセンの有名デザイナーであるハインツ・ヴェルーナ氏、アンドレアス・ヘルテン氏の個性的な絵を楽しめるものになっています。
1910年~1930年代 キリスト教の寓話
1940年~1970年 クリスマスや冬の情景題材
1971年~1991年 童話シリーズ
1992年~1997年 ハインツ・ヴェルーナの絵付け
1998年~2003年 ハインツ・ヴェルーナの乗り物シリーズ
2004~2009 アンドレアス・ヘルテン「オペレッタ・シリーズ」
2010~2015 アンドレアス・ヘルテン「世界遺産シリーズ」
2016~ アンドレアス・ヘルテン「世界自然遺産シリーズ」
マイセンには、メモリアルプレートや干支のイヤーコレクションもあります。
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ウェッジウッド イヤープレート
1759年の英国王室御用達ブランド。ウェッジウッド社がオリジナルで開発した「ジャスパー」という、炻器(せっき・ストーンウエア)が有名です。炻器(せっき)のは、粘土の多い陶器とガラス質が多い磁器の中間的存在である陶磁器の一種です。
淡いブルーに白のレリーフ装飾を施した、印象的なテーブルウェアとして、ヨーロッパ中で人気となっています。
ウェッジウッドのイヤープレートもまた、このジャスパーで作られています。ギリシャ神話をモチーフとした絵付けとレリーフの雰囲気がマッチして、高級感のある飾り皿となっています。
なお、ウェッジウッドといえば1949年以来ピーターラビットの絵柄を使ったシリーズでも有名で、ピータラビットのクリスマスプレートも人気です。
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リチャードジノリ
1735年創立のイタリア・フィレンツェの窯。ベッキオホワイトオというい、純白の美しい実用的でハイセンスな洋食器が有名なブランド。
ジノリもう一つの特徴はアンティコシェイプという創世記以来のテイスト。バラやフルーツ柄のワンポイントが特徴です。
イヤーズプレートは、淵に花柄のワンポイントをあしらい、中央には、イタリアの古代建築物を線画で描いたデザイン。
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ヘレンド
1842年開設のハンガリーの帝室御用達陶器製造所としての歴史をもつ、テーブルウェアブランド。
東洋的なテイストを取り入れたハイセンスなデザインが人気。
イヤープレートは独特のタッチで描かれる干支シリーズは、可愛さと神秘さがあいまった秀逸のデザイン。
ロイコぺ系の絵柄とかにピンとこない人は、ヘレンドがおすすめです。
アラビア
1873年から続くフィンランドの名窯。
ウラ・プロコッペ、ビルカー・カイピアイネン、ヨランベックなど、素晴らしいデザイナーたちによる、とてもお洒落で可愛いらしいもの。
いかにもこってりしたドイツ、デンマーク、イギリスなどのものとは一線を画する、北欧ならではの洗練されたブランドです。
ムーミンのマグカップも、有名で、ブランド価値が高め。
イヤープレートとしては、1976年~1999年まで24年にわたり制作された、「カレワラ」シリーズ。カレワラはフィンランドの民俗叙事詩で、「森」っぽさあふれるデザインのお皿は、製造終了後の今でも人気。
グスタフスベリ Gustavsverg
スェーデンを代表する陶器ブランド。1825年創立当時からの手作りの製法で、ひとつひとつ個性のある陶器は価値が高い。
ウィルヘルム・コーゲ、スティグ・リンドべリ、リサ・ラーソンなどアーティストやデザイナーたちによるデザインも魅力的。
クリスマスプレートは1971年~1985年の間製造されていた。青をベースにした北欧のクリスマスの日常を絵がいた絵柄。ユーズド市場で見つけることができる。
ジアン Gien
1821年創業のフランスの陶器ブランド。錫(すず)の釉薬を使い美しい白を出すファイアンス焼を得意とする窯。
ファイアンスの白をバックに、鮮やかな花のモチーフをあしらった「ミルフルール」のデザインは印象的です。
クリスマスプレートは、クリスマスのリースとしてもそのまま飾れそうな、温かみと楽しさを感じるデザインで、毎年発表されています。
ビレロイ・ボッホ Villeroy&boch
1748年に当時のロレーヌ公国で誕生したボッホ工房。その後、フランス、ルクセンブルク、とヨーロッパの激動の歴史にもまれながら窯を守り続け、ビレロイ社と合併し、現在はドイツを代表するテーブルウェア・ブランドとなっている。
東洋の影響を強く受けている白地に紺色の花のワンポイントをあしらった「オールドルクセンブルク」のデザインはシックで、日常使いにも。
クリスマスプレートはクリスマスマーケットの図案など、ドイツならではのもの。プレート以外にも、陶製のアドベントカレンダー、アドベントキャンドルスタンド、クリスマスピラミッドなどもあります。
おすすめイヤープレート(クリスマスプレート 日本編
有田焼(伊万里焼)名門窯にもイヤープレートがある?
ヨーロッパの陶磁器のルーツとなった有田焼。有田焼には、三大潮流があります。
・赤絵付けの技法「柿右衛門様式」を産み出した酒井田柿右衛門
・現代にも通じるモダンなデザインの「鍋島様式の今右衛門
・元来の伊万里のテイストである「古伊万里」を伝える源右衛門
これらが3大窯と呼ばれています。
今泉今右衛門 イヤープレート
有田三大窯のうち、藩の御用窯で作られていた「鍋島」式の流れをくむ、今泉今右衛門窯。精緻で拡張高い今右衛門窯から、毎年200枚限定で、イヤープレートが作られています。
絵付けはあくまで工房のスタッフが行ったもので、人間国宝の14代目の作品ではないとのことですが、江戸からの伝統であるりながら現代的なお洒落感のある鍋島様式は見事です。
届きました、今右衛門窯 イヤープレート2018
今年も続く籠シリーズ。… pic.twitter.com/QXk6WprT7L— 渕上清志 (@fuchigami) 2017年12月23日
源右衛門 干支
源右衛門は、伊万里焼をヨーロッパへ輸出していた当時のきらびやかなデザインと、江戸中期以後の国内向けのシックなデザインとの両方の流れを組み、今に伝える「古伊万里」様式の窯です。
イヤープレートとしては、毎年干支のシリーズが発売されています。青と金を使ったお目出度い雰囲気の飾り皿は、縁起物としても喜ばれています。
香蘭社 イヤープレート
香蘭社は、明治12年創業で、有田焼の近代化を進めた企業として有名です。戦前は、有田焼の技術を活かし、江戸中期以後途絶えていた有田焼の輸出を復活させたほか、絶縁用の碍子(がいし)も製造していたセラミックメーカーです。
海外輸出向けのテイストで、少し派手目のデザインの香蘭社ブランドからも、干支や日本の風景を題材にした、イヤープレートが販売されています。
大倉陶園 クリスマスプレート
大倉陶園は大正8年創業の横浜の洋食器メーカー。最高級のカリオンと、1460度の高温で焼きげる白磁は、オークラ・ホワイトとして、西洋の料理界でも高い評価を受けています。
クリスマスプレートは、白磁に岡染とよばれるコバルトの絵付けで、西洋風のタッチで動物たちをテーマにしたもの。限定生産となっています。
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山加商店 ピーターラビット・ムーミン・スヌーピーのイヤープレート
陶磁器の生産量としては日本一の産地である「美濃焼」。美濃焼を代表する企業のひとつが大正2年創業の山加商店。
強化磁器の業務用食器の製造の他、人気ブランドやキャラクターの絵皿に力を入れています。
提携しているキャラクターは以下。そのうち★印のものは、イヤープレートも毎年発売しています。
★ムーミン
★スヌーピー
★ピーターラビット
★どらえもん
★リラックマ
・バーバパパ
・ポケモン
・ハローキティー
深山食器店 イヤープレート
美濃焼きの窯元・深山は、センスの良い可愛らしい食器で人気があります。
干支をかわいらしくデザインしたイヤープレートは密かな人気。直営のカフェで出されるシュトレーンとセットになったクリスマス企画も好評です。
ノリタケ トトロ・イヤリープレート
明治37年創業のノリタケは、高級洋食器として欧米でとてもの人気を博したブランド。
現在は企業としては、食器の他にも、工業用砥石や環境エンジニアリングなどの分野でも有名。
トトロ・イヤリープレートイは、1997年~2017年までの間21年間続いた大人気シリーズ。年によっては宮崎駿氏のオリジナル原画や、裏面にも草木のイラストが記載された、とても充実したトトロ・プレート。2017年で終了したため、今後、プレミアが付いてくることが予想されます。
となりのトトロ×ノリタケ イヤープレート 1998【DR11】http://t.co/gaNnkCWDn1 pic.twitter.com/0TmTqJXJrk
— ジブリ大好き相互フォロー@ジブリ情報 (@jiburijiburi55) 2014年11月23日
ナルミ イヤーズプレート
ノリタケに次ぐ国内第二位の洋食器メイー。カルシウムを原料にして独特の乳白色の味わい深い陶器ボーンチャイナの製造で知られる。
その美しいボーンチャイナに、いわさきちひろの絵を焼き付けたイヤーズプレートは1997年から続いているシリーズ。
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以上、国内外のイヤープレートやクリスマスプレートを紹介してきました。
お気に入りの一品は、見つかったでしょうか?
1年の節目に、また、大切な年の記念に、イヤープレートを楽しみましょう。