熱中症にソルティライチと水のどちらが良い?熱中症対策飲料の飲み方

      2016/08/24

水とスポーツドリンク

 まだまだ続く暑い夏。日頃の熱中症対策は万全でしょうか? 室内でも熱中症になるケースも増えている昨今。太陽光線に当たらなくても、高温多湿で熱中症になることも多いので注意が必要です。

 さて、熱中症の予防・対策は、なにはともあれ水分補給です。熱中症で怖いのは脱水症状。脱水症状は、適切な水分を補給していれば、防ぐことができます

 ただし、「ただの水だけではいけない」とよく言われますよね? そこで、スポーツドリンクや経口補水液がもてはやされています。でも、ほんとうのところ、どうなんでしょうか?

 この記事では、熱中症対策の水分補給について整理しながら、水とスポーツドリンクのどちらがいいのか? 検討していきましょう。

熱中症対策の飲料…基本はただの水(水道水)

 結論から言えば、熱中症対策の給水の基本は水です。ただの水道水でかまいません。

 なにか、特別な水でないと脱水対策の効果がないように誤解している人も多いですが、基本は水でokです。

 たとえば真夏の野外での活動で大量の汗をかくような場合は、一日に4〜5リットル以上の給水が必要になってきます。それだけの水分を、たとえばスポーツドリンクなんかでとったら、あきらかに糖分のとりすぎです。

 水を摂りすぎるとよくないといわれているのは、まれにナトリウム(塩分)が欠乏する「熱痙攣」や「水中毒」の可能性があるからです。

 しかし、ふつうの食生活(減塩とかではない)をしていれば、まず塩分不足を心配することはありません。

 現場作業などで大量に汗をかく人は、多めの塩の補給は必要ですが、それでも、お弁当に梅干とか少ししょっぱめのものを多めに食べていれば、塩分不足を過度に心配する必要はないでしょう

 ただし、めまいや軽い痙攣など熱中症の症状が出た場合は、水をがぶのみするのではなく、スポーツドリンクや経口補水液を使用します。

熱中症対策の飲み水は冷やしすぎに注意

 熱中症対策、脱水対策の給水用の飲み水の温度は、キンキンに冷やしたものより、5度から15度くらいのものほうがベターです。暑いなかでのキンキンの氷水などは、けっこう癖になり、大量にとりすぎて胃腸を冷やしてしまうリスクがあるからです。

 氷水などは、体温を下げる効果はありますが、水分補給という点では、適度な冷たさ〜常温の水でも充分なのです。

 また、水分補給のポイントととしては、30分とか1時間おきとかに、定期的にとることです。「喉がかわいてから」では、水分補給が間に合わない場合もあるからです。

 以上のように、ただの水を冷やし過ぎないで、定期的に飲むというのが、熱中症対策の給水の基本になります。

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熱中症対策用の清涼飲料水

 さて、水分補給の基本は水ですが、塩分補給が心配…という人は、熱中症対策用の清涼飲料水を、取り混ぜてもいいと思います。

 ただ、必要な水分の全量を清涼飲料水でまかなうという考え方はしないで、あくまで補助的に涼飲料水を活用しましょう。

 メインの水分補給はつねに水です。熱中症対策飲料については、、「休憩時に飲むドリンクをコーラじゃなくて、熱中症対策飲料にしておこう」ぐらいな感覚にしておきましょう。

 とくに野外作業では、休憩時間以外でも、定期給水が必要です。大量に飲まなければならないので給水は水で充分です。

 さて、熱中症対策用の清涼飲料水は基準が決まっています。100mgあたり40〜80mgのナトリウムを含むものが「熱中症対策飲料」をうたえることになっています。

「熱中症対策飲料」というのは薬事法の関係でペットボトルとかには書いてありませんが、店頭のポップやCMなどでは「熱中症対策飲料」と宣伝されていると思います。

では、「熱中症対策飲料」というのは、ただの水と何が違うのでしょうか? ポイントはナトリウムです。

 熱中症対策には塩分が必要といわれていますが、塩のなかでも必要なのはナトリウムです。「熱中症対策飲料」の最大の特徴は、ただの水と違って、ナトリウムが補給できるということです。

 以下、有名な「熱中症対策飲料」をナトリウムの量別に並べてみました。

熱中症対策の清涼飲料水のナトリウム量調べ(100mgあたり)

  • アクエリアス…ナトリウム:40mg
  • GREEN DAKARA…ナトリウム:40mg
  • ソルティライチ…ナトリウム:45mg
  • ポカリスエット…ナトリウム:49mg
  • 【番外】OS-1…ナトリウム:115mg

 最近は、イメージ的なものもあって「ソルティライチ」が一番人気ですが、やはり「ポカリ」がいちばんナトリウムが多いようですね。

。DAKARAはノーマルのDAKARAにはナトリウムは含まれておらず「熱中症対策飲料」と言えるのはGREEN DAKARAと塩DAKARAなので、注意してください。

 それから、【番外】としてありますOS-1がダントツにナトリウム量が多いですが、OS-1は経口補水液といって、ふつうのスポーツドリンクとは違うので注意が必要です。次の記事を参照してください。 ⇒経口補水液の正しい飲み方について

 以上、熱中症対策の飲み物として、「ただの水」と「熱中症対策清涼飲料水」についてみてみました。

 水分補給のベースはただの水と考えて、補助的に、ナトリウムが入った熱中症対策の清涼飲料水を使うのが、良いバランスだと思います。

 また、熱中症の対策は、水分だけでなく、適切な休息や涼しい衣服また、睡眠不足や二日酔いを避けるなど、複合的な対策が必要なので、しっかりと予防していきましょう。

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