横浜カウントダウン2016〜17。花火は中止!?中華街獅子舞は?
2016/12/19
横浜のカウントダウンといえば、大観覧車「コスモクロック21」のカウントダウンと花火で盛り盛り上がるのが定番だったのですが、残念なことに16年→17年の年越しでは、コスモワールド、赤レンガ倉庫ともに「花火は中止」のようです><。
えーカウントダウン花火がなかったらどうしよう(´・ω・`)。。。。そこで、横浜カウントダウンの16→17の過ごし方について、情報をまとめました。
(※この記事は2016年11月26日時点での最新情報をもとに構成しています。)
横浜みなとみらい地区でのカウントダウン花火は中止!?
観覧車そのものが時計になっている「コスモクロック21」を見ながらカウントダウンをして、盛大な花火で年明けを祝う「横浜みなとみらいファイヤーカウントダウン」。横浜の年末の風物詩として、とても人気のあった無料イベントだったのですが、2014年を最後に中止になってしまい、昨年(15年→16年)につづき、今年(16年→17年)も開催されません。
昨年の発表ではリニューアル工事のためということだったのですが、2016年に問い合わせた時点では来年以後も再開の予定はいまのところたっていないとのこと。。。とても残念ですが、無料イベントということで継続が難しいのかもしれません。
観覧車のあるコスモワールドでの花火に替わるものとして、赤レンガ倉庫で、仕掛け花火を中心とした「おしゃれ花火」が14年→15年、15年→16年は開催されました。
ところが、16年→17年は、赤レンガの花火も中止ということです。
コスモワールド、赤レンガ倉庫がやらないなら、かわりに大桟橋あたりで花火をやるかな?と問い合わせたところ、大桟橋はカウントダウンイベントそのものの予定がまだ未定とのこと。現状で未定なら、それほど大掛かりなイベントは無さそうです。
ということで、2016年11月15日までの時点の情報では、横浜みなとみらい地区では、「花火や無料イベントはほとんど無し?!」という、とても残念な感じになっています。
夏の花火大会は時間も長いので有料席やスポンサーなどで運営できますが、短いカウントダウン花火は費用だけがかかってしまい、厳しい、ということなのでしょうか。。。理由は、はっきりしませんが、残念です。
カウントダウンのライブやクルーズ船は充実!
こうなると、横浜でのカウントダウンは有料のイベントなどが中心になってきますね。
花火が中止だからといって、横浜のカウントダウンが盛り下がるのか?といえば、そうでもありません。
カウントダウン・クルーズは毎年人気急上昇中ですし、毎年恒例の福山雅治のライブ、ひさびさの桑田圭祐をはじめ、地元横浜レゲエのファイアーボールなどライブは盛りだくさんです。無料イベントは少ないですが、有料のカウントダウンイベントは、あいかわらず盛り上がりを見せています。
16年→17年に横浜で開催される有料/無料のイベントを整理してみました。
・横浜港:カウントダウンクルーズ ロイヤルウイング・横浜パラダイスなど各社:予約随時受付中
・横浜アリーナ:桑田佳祐 年越しライブ2016『ヨシ子さんへの手紙 ~悪戯な年の瀬~』12月31日 開演:午後9時半 チケット一般発売:12月18日
・パシフィコ横浜・展示ホール;福山雅治 冬の大感謝祭カウントダウンLIVE 開演:午後9時半 チケット一般発売:12月3日
・パシフィコ横浜・国立大ホール;ももいろクローバーZ「第二回 ゆく桃くる桃 ~年またぎ笑顔三昧~」 午後10時〜
・横浜みなとみらいホール:ジルヴェスターコンサート2016-2017 開演:午後9時 チケット発売中
・横浜ベイホール:FIRE BALL「Fire Ball COUNT DOWN LIVE 2016-2017 -Fire Ball20周年Kick Off-」ゲスト:CHOZEN LEE and The BANG ATTACKサウンド:MIGHTY CROWN
・横浜ロイヤルパークホテル:70階スカイラウンジ「シリウス」DJ OSSHY presents“カウントダウン2017
・コスモワールド:年越し営業 午前3時頃まで
・ランドマークタワー:スカイガーデン 年越し営業 午前1時まで
・八景島シーパラダイス:カウントダウン・ダンスパフォーマンスライブ&花火 水族館:朝8時まで営業
・chano-ma 和カフェ(赤レンガ倉庫2号館):カウントダウン特別クラブ営業:21:00~翌04:00
・大桟橋(未定)
・横浜港の汽笛
・中華街:関帝廟・媽祖廟 年越し奉納獅子舞
・八景島シーパラダイス カウントダウン花火
・山下公園 赤くいくつ童謡「ヨコハマメルヘン」カウントダウン
横浜カウントダウンはどこで迎えればいいの?!
さて、ベイエリアでの花火が予定されていない16年→17年の横浜カウントダウン。盛大な花火が無いとなれば、メリハリのある年越しを迎えるには、有料イベントに参加するのがよさそうですね。
クルーズ船やライブ・コンサートなど、それなりのお金がかかりますが、お金をかけたぶん有意義に安心して年越しできます。
ただ、予算が厳しかったりチケットが取れなかったりで、どうしても無料イベントで年越ししたい。。。そんな場合のプランをいくつか考えてみましょう。
汽笛(除夜の汽笛)で新年を迎えよう
横浜の年越しは、花火がなくとも、港の船が一斉に鳴らす汽笛があります。花火が無くなって、むしろ、伝統の年越し汽笛をじっくり味わえるので、かえってよいかもしれませんね。
汽笛は大音量ですので海沿いでなくても聞こえますが、山下公園、赤レンガ倉庫、臨港パークなどでは、よりはっきりと聞こえます。大きなカウントダウンイベントが開催されるわけではありませんが、家族や恋人や友人グループなどで、思い思いに汽笛の合図で新年を迎えれば良いかと思います。
また、山下公園では「ヨコハマメルヘン」という「赤い靴の童謡」を合唱しながらカウントダウンする市民参加型のカウントダウンイベントもあります。若者向けではありませんが、ファミリーには良いかもしれませんね。
どうしても花火ならシーパラへ
八景島シーパラダイスでは、例年カウントダウン花火が開催されています。約10分間ですが、音楽とシンクロした充実の「花火シンフォニア」が人気です。
案外知られていませんが、八景島シーパラダイスは入島は無料です。なので、カウントダウンの花火も無料で「ボードウォークのデッキ」や「丘の広場」から楽しむことができます。なお、花火を真正面から100%満喫するには、有料のカウントダウンイベントのチケットを買いましょう。
水族館は大晦日から新年まで終夜営業していて、こちらは有料ですがナイトアクアリウム楽しめます。カウントダウン花火のあと、水族館でゆっくり時間を過ごして、初日の出までねばる、というプランも、カップルとかだったらありかもしれないですね。
なお、シーパラ最寄り駅の京急・金沢文庫・八景では終夜運転は行われていませんので、カウントダウン花火を見るには、マイカーで行くか、始発まで水族館などで時間をつぶすなど工夫が必要です。
中華街の爆竹と獅子舞で年越し
中華街では年明けと同時に爆竹が5分くらい鳴り止みません。この独特の雰囲気のなか新年を迎えるのも良いですね。屋台なども出ます。
▽横浜中華街の関帝廟と媽祖廟で2015年のカウントダウンー爆竹と中国獅子舞で新年を祝う http://t.co/UJYoKp3nyW #横浜 #2015年 pic.twitter.com/stxjGWZauh
— ヨコハマ経済新聞 編集部 (@hamakei) 2014年12月31日
見どころは獅子舞。関帝廟(かんていびょう)と媽祖廟(まそびょう)の2カ所では、新年の奉納の獅子舞が行われます。関帝廟の奉納は隣の中華学校のグラウンドでの開催になります。獅子舞の時間は0時過ぎにやる場合と0時前にやる場合があります。獅子舞の時間の詳細は媽祖廟、関帝廟に問い合わせをしてみてください。
本来は、旧正月の春節に行われる行事ですが、新暦のカウントダウンでも獅子舞が見られ、中華街では2度お正月が楽しめてしまいますね。
奉納は1時頃には終了します。石川町駅は本数はすごく少ないですが終夜運転をしています。
なお、旧正月の行事については⇒「春節の中華街」の記事も参照ください。
観覧車で年越し
無料ではありませんが、比較的お財布にやさしい有料プランです。
コスモワールドの花火カウントダウン・イベントは無くなってしまいましたが、コスモワールドそのものは大晦日に深夜営業しています。
ですので、タイミングが上手くあえば、「観覧車の上で年越し」というのも狙えます。観覧車は1周15分です。クリスマスは長蛇の列になる観覧車ですが、大晦日はそれほど混雑しないということですので、混雑していなければ年越しの10分〜5分前に観覧車に乗り込み、「観覧車の上で年越し」というのも良いと思います。
コスモワールドの最寄り駅の桜木町駅までは終夜運転の本数も多いので、アクセスも便利です。
横浜カウントダウンからの初日の出
さて、カウントダウンからの流れで初日の出というプランについても、少しみてみましょう。横浜のみなとみらいの初日の出ポイントといえば以下が定番です。
・ランドマークタワー:スカイガーデン
・マリンタワー
・大桟橋くじらの背中
・港の見える丘公園
・横浜港シンボルタワー【アクセスは車】混雑時入場制限あり
・大黒緑地公園(海釣り公園)【アクセスは車】穴場。混雑時もOK
なかでも、大桟橋では、例年、「カウントダウンから初日の出を見る無料イベント」として人気があります。大晦日から開かれるカウントダウン・ライブ〜初日の出まで映画鑑賞会をしながら室内ロビー(くじらのおなか)で待つことがきる、とても素晴らしいシステムです。もちろん大桟橋くじらの背中から、無料でばっちり初日の出を見ることができます。
今年の大晦日の大桟橋ホールでは、総合格闘技のチャリティーショー(魔裟斗が6年ぶりにリングにあがるなど話題のカード!)が行われますが、今年はカウントダウンのライブイベントはないようです。しかし大晦日に室内ロビーは解放されていますので、初日の出を待つことができるとのことです。詳細については大桟橋までお問い合わせ・確認をお願いいたします。
以上、横浜カウントダウンのイベント情報や過ごし方プランについて見てみました。
花火はやらなさそうですが(2016年11月26日時点)、ほんらいの横浜の伝統である港の汽笛か中華街の爆竹をメインにして、新年を迎えてみるのも良いのではないでしょうか。