2016年は猛暑になる? 真夏日・猛暑日は確実に増加中

      2016/06/21

猛暑の傾向

 2016年は猛暑になるでしょうか? やっぱり、ここ数年と同じように、熱中症が心配な夏になるんでしょうか?

 エルニーニョが終息しラニャーニャに変わる年とも聞いていますが、あまりその辺に関係なく、毎年暑い夏が来るような気もしますよね…。

 6月10日現在の情報から、2016年の夏の暑さの傾向を予測してみましょう。

気象庁の3カ月予報によると…

 猛暑になるかどうか?を知るためには、まずは、気象庁発表の情報です。気象庁は向こう3カ月の天気の傾向を、「3カ月予報」として定期的に、発表しています。

 気象庁の3カ月予報は、あくまで「傾向」ですので、あまりはっきりとした予想ではないです。それでも、少なくとも、冷夏ぎみなのか? 暑い夏になるのか? という傾向はつかめますし、その傾向に、ほぼほぼ間違いありません。

 2016年6月上旬現在の3カ月予報は、以下のようになっています。

  • 西日本・南西諸島では、平年より気温が高く、厳しい暑さとなる
  • 東日本でも、平年並みか平年より高くなる
  • 北日本は平年並み

 今年の夏の傾向としては、太平洋高気圧が南よりに強く広がるため、南西諸島でとくに厳しい暑さとなり、一方、北日本は平年並みということです。

 少なくとも、暑い夏になることは間違いありませんね。

真夏日が確実に前倒ししてきている…

 ここ数年間の傾向として、平均気温の上昇はもちろん、30度以上の真夏日と、35度以上の猛暑日が増える傾向にあります。

 この記事を書いている6月上旬も、梅雨の切れ間に各地で真夏日が観測されています。

熱中症のリスクを考えるうえで、平均気温よりも、真夏日や猛暑日の出現頻度を重視するべきです。

 下のグラフは、5月に30度以上の真夏日が増えてきている事実を表したデータです。全国約928地点で、5月中に真夏日を観測した数を2010年から並べたものです。

5月の真夏日.png

 実は、2010年は記録的猛暑と言われ、熱中症で亡くなる方も過去最高を記録しています。その、記録的猛暑の2010年からくらべても、5月の真夏日は増え続けているということですね。

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 ここ数年で、熱中症のリスクが増していることが、よくわかると思います。

世界的に平均気温過去最高を更新中

 気がつけば、30度以上の真夏日がふつうに5月にも訪れるようになったわけで、もう5月が「初夏」と言ってもいいわけです。

 もちろん温暖化は世界的な傾向で、米航空宇宙局(NASA)の気象関係のチームが発表したデータによると、2015年は観測史上最も暖かい秋になり、その後2016年に入っても、毎月、観測史上最高の平均気温を更新し続けているそうです。

 今年の夏も、世界的に見れば、平均気温を更新することは間違いない、との意見がのべられています。

猛暑であることより、猛暑日・真夏日に注意

 世界的な気温の上昇は、必然的な流れです。毎年、「今年は猛暑」と発表されても仕方がないことです。

 注意したいのは、一概に「猛暑」と言っても、時期や地域によって平年値より高かったり低かったりするものだということです。

 たとえば2015年の気象は、7月前半までは平年値より低い涼しい夏でしたが7月後半〜8月は猛暑となり、8月下旬は一気に涼しく冷夏となりました。

 2015年の夏が、一概に、猛暑だったのか冷夏だったのかは結論はでませんが、確実に、35度を超える猛暑日は来ることです。猛暑日が過去100年で確実に増えてきていることについては、⇒「熱中症と温暖化」についての記事も参考にしてください。

 猛暑か?冷夏か?ということにこだわるのではなく、なによりも大事なことは、猛暑日・真夏日にしっかりと熱中症対策をとることです。

 涼しめの夏でも、猛暑日・真夏日は必ずありますから、そういう日に熱中症対策を怠れば、冷夏でも熱中症になるわけです。

 もちろん、猛暑日・真夏日以外でも熱中症は起こります。高温多湿の曇天時や室内でも起こるわけですから、5月以後は、常に熱中症への備えは怠らないようにするべきですね。

 

 

 以上みてきたように、毎年、猛暑であることは、世界的な温暖化の傾向から、とうめんの間は、避けられないことです。

 必ず、猛暑日・真夏日は訪れますので、万全の熱中症対策を行いましょう。

 

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