2017年墨田川花火大会とスカイツリーのコラボを楽しむ穴場5選

      2017/07/26

 花火大会は、ひと夏に一度は行きたいもの。ただし、都心の花火大会は「人混み」との闘いでもあります。花火大会の穴場情報をチェックして、計画的に花火を観にいきましょう。

墨田川花火大会とスカイツリーは、上から観るべき?下から観るべき?

 さて今回は、花火大会の代名詞とも言うべき「墨田川花火大会」について。なかでも、スカイツリーとのコラボで楽しむための情報を中心に穴場ポイントなどもおとどけします。

2017年墨田川花火大会の概要

 隅田川花火大会は、江戸時代に「両国川開き」としてはじまり、花火大会の元祖と呼ばれています。江戸時代は「玉屋」「鍵屋」の二大花火店が技を競い合い、「たまやー」「かぎやー」のかけ声の発祥となりました。

 現代の隅田川花火大会でも川開きを継承し、二カ所の打ち上げ場所で競い合うように花火が打ち上げられます。

 2017年の隅田川花火大会は、年7月29日(土) 午後7時5分~午後8時30分で開催されます。

第一会場(桜橋下流~言問橋上流) 約9,350発

第二会場(駒形橋下流~厩橋上流)  約10,650発

合計で約20,000発の花火が打ち上げられる予定です。

2017年墨田川花火大会の有料席は?

 隅田川花火大会は、例年100万人近い人で、もちろん大混雑。花火を間近に見るには、前日から場所とりをしたり、地元民や長年の経験者だけがわかるビルの隙き間ポイントなどを知っている必要があります。

 打ち上げ場所付近になんとなくでかけても、人波に流されているうちに、音だけ聞こえて、ビルの隙き間からチラリと花火が見える程度で終ってしまう可能性が……。

ですので、間近で見たいなら、まずは、有料席の抽選にチャレンジするのがおすすめです。

隅田川花火大会は他の大会と違い、抽選の市民協賛席のみが指定席ですので、とりあえず、抽選に応募するしかないのですが、当選確率は20%~30%前後と決して高くはありません。

残念ながら市民協賛席・抽選は4月~5月の間に応募され、既に終了しています。

来年は、是非、協賛席で、かぶりつきで隅田川花火大会を見れるよう、応募してみましょう!

スカイツリーから「見下ろす」花火は?

 さて、東京スカイツリーが完成後、隅田川花火大会花火大会はスカイツリーとセットで語られることが多くなりました。

 いちばん気になるのは、「スカイツリーから隅田川花火大会を見れないの?」ってところです。

 結論を言えば、前売りチケットをゲットできれば、隅田川花火大会花火大会当日に展望台に入れます。

 当日は「隅田川花火大会特別営業」となり、インターネット抽選で2017年6月12日(月)〜6月30日(金)にスカイツリーの公式ページ内で抽選販売の受付がおこなわれます。

 ちなみに、東京スカイツリーからの花火は、隅田川の花火は尺数は小さこともあって、見上げるのではなく「見下ろす」ことになります。音も聞こえないため、通常の花火鑑賞とは、だいぶ雰囲気が異なります。

 ちなみに、一般的な花火の大きさは、スカイツリーより高いんでしょうか? 隅田川花火大会は都会のど真ん中のため、あまり大きな花火があげられないので、スカイツリーの展望台より低い位置で花開きます。

 花火の高さは大きさと比例して高くなりますので、大玉になれば、スカイツリーより高いところまで打ち上げられます。

 花火の大きさや高さについては、詳しくは、こちらの記事⇒花火の高さや大きさをスカイツリーと比べてみるとを参照してください。

 さて、結局のところ、スカイツリーから隅田川花火大会を観るのは、「花火を上から見てみたい」という人、あるいは、「スカイツリーから見る」という体験にこだわりたい人向けのコースです。 また、抽選に当たり入場料を払っても、混雑はさけれられないので、じっくりは見れなことも想定しておく必要があります。

 なお、スカイツリーの敷地内から花火を見上げるのも、当日は制限されて、4階スカイアリーナやドームガーデンなど花火が良く見える場所はすべて入場できなくなります。

 スカイツリーの上からの鑑賞が良いか? 下から観るのが良いのか? よく考えてからプランをたててみましょうね

スカイツリーと隅田川花火を「見上げる」穴場は?

 やはり、東京スカイツリーから花火をみるのではなく、スカイツリーと花火を一緒に見るほうが良いかもしれませんね。

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 そこで、東京スカイツリーと花火をセットで見るためのエリアと穴場を紹介していきます。

浅草/墨田公園|最も間近に見えるが最も混雑

 浅草エリアは墨田公園を中心に、もっとも間近で見れる、定番のビューポイントです。ここは穴場ではなく、ド真ん中。最も混雑するところですので、場所取りは前日から始まっています。隅田川花火大会は、その道のプロがたくさんいるので、よほどの気合いを入れていかないと、墨田公園から観ることは難しいと思います。

 とりあえず、隅田川花火大会の初心者は、浅草〜墨田公園エリアは避けたほうが無難のようですね。

 

東向島|打ち上げ場所近くでは比較的すいているエリア

 東向島は、第一打上げ場所より上流にあたります。東向島の銅像堀公園周辺〜白髭公園近くまでの墨田川東岸土手からは、スカイツリーのすぐ横に第一会場の花火が上がるアングルで見えます。

 東向島エリアは、浅草、両国、錦糸町、押上エリアに比べれば比較的すいていますが、人が多いことには違いないので、早めのエントリーが必要です。

 また、白髭公園も縁日など出ていますが、木が多く見えにくい場所です。ばっちりみたいなら、白髭公園から隅田川土手近くまで出ることをおすすめします。

東向島エリアの穴場
銅像堀公園周辺〜白髭公園までの隅田川土手沿い
コモディイイダ東向島店屋上(整理券必要)
向島百花園近くの墨堤通り

錦糸町|穴場公園とお勧めホテル

 錦糸町からですと、ビルの隙き間から花火を観るという感じになり、スカイツリーとセットの風景を楽しむのは難しいです。駅前の錦糸公園なども、見えそうで見えないポイント。

 そんな錦糸町エリアでも、大横川親水公園花火からは、花火とスカイツリーがよく観れます。ただ、それなりに混雑しますので、穴場とは言えませんが、悪く無いポイントです。

 また、錦糸町前のロッテシティホテル錦糸町・東武ホテルレパント東京は、客室・レストランなど絶好の花火ポイントです。例年6月初旬より予約がはじまりますので、要チェックです。

錦糸町エリアの穴場
大横川親水公園花火(JR総武線・錦糸町駅または都営浅草線の本所吾妻橋駅)
ロッテシティホテル錦糸町(6月初旬より予約)
東武ホテルレパント東京(6月初旬より予約)

南千住|人気の穴場公園でゆったり鑑賞

 打ち上げ場所からは少し離れますが、スカイツリーと花火のコラボが楽しめるのが、南千住駅から徒歩数分の汐入公園。

 もちろんそれなり混雑しますが、夕方からでもシートを張り座ってみる場所の確保が可能といわれています。

 のんびり観ることができる穴場ポイントです。

南千住エリアの穴場
汐入公園(JR常磐線・メトロ日比谷線=南千住駅、京成本線・東武スカイツリー線=牛田駅)

上野公園内|これぞ穴場。ここから観るという手があった…

 上野公園内で、高台になっているところから、少し距離があり、遠目に見える感じですが、スカイツリーと花火がばっちり鑑賞できます。何しろ、空いています。不忍池付近を中心に、スカイツリーが見える場所であれば、花火も見えると考えてかまわないでしょう。

上野公園エリアの穴場
上野公園・不忍池付近
上野精養軒屋上ビアガーデン

荒川土手|人混みフリーでのんびりと花火とスカイツリーを満喫

 荒川土手からもスカイツリーと隅田川花火のコラボが楽しめそう。距離は離れるので、遠目に観ることになりますが、のんびりと鑑賞できます。

 京成押上線・四ツ木駅から木根川橋から荒川土手に出られます。四津木橋から下流のハープ橋付近までの土手からが見やすいポイントです。

 また、地元民向けですがイトーヨーカドー四ツ木店屋上も人気穴場。こちらは朝イチに配布される整理券が必要です。

四ツ木エリアの穴場
荒川土手、四津木橋から下流のハープ橋付近
イトーヨーカドー四ツ木店屋上

 以上、東京スカイツリーと隅田川花火大会のコラボを楽しむための情報をお伝えしました。

 上記以外にも、鑑賞ポイントは無数にあります。交通規制がはじまる直前に待機しておいて、規制と同時に一斉に場所とり…みたいなパタンが多いです。いずれも、ビルの隙き間から観ることが多く、場所や観る角度は微妙なので、できれば、経験者や地元の人のガイドがあったほうが良いかもしれませんね。

 花火大会の隅田川だけではなく、各地で開催されます。それぞれの花火大会の特徴を調べて、自分にあった大会を見つけて、ぜひでかけてみましょう!

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