調布花火大会(2017秋)。川崎側・狛江側からアプローチして混雑を避ける方法

      2017/07/06

調布花火大会

調布花火大会へ混雑を避けて、メイン会場の反対側の川崎側、あるいは、小田急側からアプローチする方法をお伝えしていきます。

 花火大会といえば、やぱり河川敷。例年夏に行われていたこの大会ですが、2017年は、より気候の安定した秋の開催となります。調布花火大会は、花火の大きさは最大8号なので小さめですが、アクセスがよく見やすい穴場も多いので気軽に行ける花火大会としてもおすすめです。

調布花火大会を観る駅近の穴場

 今回おすすめする調布花火大会を観る駅近の穴場は次の3パターンです。

穴場からでも音楽とのコラボが楽しめる方法

 調布花火大会は、正式名称を「映画のまち調布夏花火2016」と言います。2017年からは、それまでの夏開催から、より気候の安定する秋の開催に変更されました。2017年は10月28日(日)17時30分~18時30分(予定)です。

 花火の大きさは8号玉までですので尺玉はあがりませんが、充実の8,000玉が音楽とのコラボ「ハナビリュージョン」などの演出で打ち上げられます。

 打ち上げ時間は1時間ですが、ノンストップで濃い花火ショーが満喫できますので、行くなら開始時間前に、しっかり場所を確保できているように、早めに出かけましょう。

 ベストな観覧ポイントは多摩川駅や調布駅から行ける布田会場・電通大グラウンド会場などの有料会場です。

 音楽とのコラボ「ハナビリュージョン」をたっぷり楽しむには有料会場がベストです。

 ところが、調布花火大会は、メイン会場から離れた穴場でも、音楽とのコラボを楽しむことができます。

 というのも、地元の調布FMで、花火大会の音楽を生中継。スマホのアプリからでも聞けますので、離れた穴場会場でも音楽とのシンクロを楽しめるんです。

 メイン会場側の隣にも無料スペースがありますが、なにしろこちらは大混雑しますし、入場規制があり、遅めに行くと無料スペースに入れなくなってしまいます。

 ですので、有料チケットを持っていないのなら、穴場狙いのほうが良いかもしれませんね。次に調布花火大会を観る混雑を避ける穴場を紹介していきましょう。

混雑を避ける調布花火大会の穴場

南武線・中野島駅からのアプローチ

 南武線・中野島駅から打ち上げ場所は、距離にして1kgも離れていません。

 こちらは川崎側になるため特に会場として整備されていませんので、原則フリーで観るとことができます。ただし、交通規制はかかりますので、車での観覧は無理です。

 中野島駅から5分であっというまに河川敷。屋台も出ています。

 さすがにこのあたりは混雑しますし、河川敷そのものが広くありません。河川敷沿にぶちあったったら左(川の上流方向)へ歩いて10分ほど歩いて行きましょう。

 すると、ダムのような堰がありますので、このあたりがもっとも打ち上げ場所に近く大迫力で楽しめます。

南武線・稲田堤駅、京王相模原船・京王稲田堤からのアプローチ

 南武線・稲田堤駅または京王相模原船・京王稲田堤の北口から、10分ほどで河川敷沿いの稲田公園に出ます。

 こちらは中野島駅より屋台の数も多く、「穴場」というには微妙なレベルで混雑しますが、川向こうの調布側のように「人が渋滞」するようなことはありません。

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 稲田公園付近の河川敷でも良いですし、公園の中からも充分観ることができます。

小田急・狛江または和泉多摩川からのアプローチ

 花火からの距離は少し遠くなりますが、ゆったりと楽しめる穴場は、小田急の狛江・和泉多摩川からアプローチする方法です。

 両駅から10分から15分ほどで西河原公園へ出れます。この公園からも観れますし、付近の河原はすいていますので、好きな場所を余裕で確保できるでしょう

 公園には屋台が数件だけ出る年もあります。

 もうひとつ、超駅近でサクっと楽しめる方法が、狛江駅すぐの世田谷通りの橋(多摩水道橋)の上から観ること。この橋は、交通規制がなく、橋の歩道から花火を観ることができます。

 ただし、遠目に見える感はあるので、あくまでがっつり狙いたい人は西河原公園方面へ向かいましょう。

 橋といえば、南武線・矢野口駅に近い鶴川街道の多摩川原橋の方は、歩行者通行止めになっていて、橋の上から観ることはできませんので、注意が必要です。

調布花火大会にまつわるオマケ情報

 以上、調布花火大会の混雑を避ける駅近の穴場について紹介しました。

 なお、すでにご存知と思いますが前日の8月20日(土曜日)にも同じく多摩川辺りで、花火大会があります、詳細は、こちらの記事⇒「たまが花火大会の穴場」を参照してください。

 ところで花火とは直接関係ありませんが、調布の花火大会についてのオマケ情報をいくつか紹介します。花火の待ち時間に話すウンチクのネタにでもどうぞ。

調布がなぜ映画の町なの?

 花火大会の正式名称にもなっている「映画の町」ですが、調布は昭和初期の映画全盛時代に、撮影所を中心とした映画関連会社が集まっていて活況を呈していました。

 当時の映画はフィルムの現像のために大量の水を必要としたため、多摩川の水が利用できる調布で、映画産業が発達したのです。

 若かりし頃の石原裕次郎や吉永小百合が調布駅を利用していたという時代があり、その頃の伝統を今に伝えようと「映画の町」として町起こしをしているのです。

調布にもゲゲゲの鬼太郎が

 調布駅北口付近には、何気にゲゲゲの鬼太郎のオブジェがあります。

 これは水木しげるスタジオが調布にあったことにちなんでいます。

 水木しげるの出身地である鳥取・境港市の妖怪ロードにはかないませんが、調布にも妖怪が住んでいるのですね。ポケモンGOで忙しいあなたも、調布に来たら、鬼太郎を探してみてくださいね。

ニヶ領上河原堰堤

 花火の打ち上げ場所にあるダムのようなもの。これはニヶ領上河原堰堤と呼ばれる堰です。堰の上を水がオーバーフローして流れているので、ダムとは違います。軽く川をせき止めて、かつては農業用水、今では工業用水をとっています。

 この堰の、調布側には、魚がのぼるための魚道が作られていて、サイクリングロードから観ることができます。

 以上のように調布や多摩川河川敷は、なかなか楽しいところですので、花火以外でも訪れてみても良いでしょう。

 

 以上、調布花火大会の穴場と、調布近辺のオマケ情報についてでした。

 河川敷の花火の鉄則ですが、虫除けスプレーなどの虫除けグッズは、必ず持参して、花火を楽しんでください。

 

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 - 花火大会は日本の宝