こうのす花火大会2017年。アクセスや終電は? 有料席はある?

      2017/07/09

こうのす花火大会

 秋の夜空いっぱいに広がる世界最大級の花火。その直径は750mにもおよぶ4尺玉。

 4尺玉は新潟の片貝花火大会だけでしか観られないものでしたが、近年、首都圏でも世界最大級の花火が観られるようになりました。

 それが埼玉・鴻巣市の荒川土手で開催される「こうのす花火大会」です。2017年は10月7日土曜日18時〜20時30分のスケジュールで開催されます。空気が澄み切った秋の夜空に咲く大輪を観にでかけてみましょう。

こうのす花火大会のアクセスの注意点

 ギネス級の花火が観れる大会ですが、アクセスが良くありません。まず、JR駅からは、シャトルバスなどが無いため、基本30分歩いて会場へ向かいます。

  また、帰りは電車に乗り込むまで2時間待ちとなる場合があり、上野行き終電が23時20分頃なので、かなりギリギリとなります。

 有料会場で見る場合や、有名な無料穴場である田宮小学校前の土手を利用の場合は、鴻巣駅ではなく、「北鴻巣駅」へ向かったほうが、駅での混雑がなく、トータルで早く帰れると思います。花火大会会場から、1時間弱で歩けるので、「北鴻巣駅」を狙いましょう。

 なお、御成橋のたもとの公式無料会場を利用する人は、北鴻巣は逆方向ですので、行きも帰りも「鴻巣駅」を利用することになります。帰りは、花火会場側から線路をはさんで反対の東口の方が空いているので、踏切をわたり反対側にまわりましょう

 有料チケットをもっていない人は、御成橋のたもとに用意された、公式の無料観覧場で見るのが無難です。有料会場近くの「有名な穴場」である田宮小学校前土手は限られたスペースで、たいへん混雑をしますし、土手に入れないと、建物などにさえぎられ見える場所をもとめてウロウロすることになります。

  ですので、公式の無料観覧場を利用するのが、無難ということになります。

なお、観覧会場まである程度歩くことを覚悟しないと観に行けない花火大会ですので、電車で行く場合は浴衣・草履はもちろんやめたほうがいいですね。冷える時期でもありますし、それなりのアウトドア対応の服装ででかけることをおすすめします。

こうのす花火大会のギネス記録とは

 こうのす花火大会でうちあげられた4尺玉は、世界最大重量460kgとしてギネスに認定されています。

 こうのす花火大会は、4尺玉以外にも、尺玉以上の大玉クラスが300連発される「鳳凰乱舞」などの圧巻のプログラムで、総打ち上げ数1万5千発の充実した花火大会となっています。

 この花火大会の正式名称は「燃えよ!商工会青年部!! こうのす花火大会」 鴻巣商工会青年部が手作りで主催し、ギネス記録も作ってしまったという、気合いのはいった花火大会です。

 ちなみに、四尺玉のギネス認定は、新潟の片貝花火大会のほうが歴史が古く、こうのす花火大会の記録と競う合うようになっていますが、どちらが世界一なのでしょう? それについては、こちらの参考記事⇒花火の大きさ日本一・世界一を参照してください。

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 ところで、商工会青年部は地元の企業や商店の後継者が参加し、地域活性化を考える団体です。彼が、協賛企業をコツコツと集めながらボランティアで開催しているものなんですね。

 なので、ぜひとも地元経済に貢献する意味でも、鴻巣駅のエルミこうのすショッピングモールに立ち寄ってみましょう。全店テイクアウトできる食事系モールなので、花火鑑賞の食材はここでゲットするのも良しです。

こうのす花火大会の有料チケットのゲット方法は?

 花火鑑賞は、是非とも有料チケットを事前にゲットしてから、安心して鑑賞することをお勧めします。無料の観覧スペースは限られていて、距離も離れているので、少しテンションが下がります。せっかく足を運ぶなら有料席をゲットしましょう。

 例年7月初旬よりチケットがローソンやぴあなどで発売されます。特にペアシートは人気なので、チケット発売を要チェックです。(2017年のチケットは7月1日より販売中です。

 チケットさえゲットできていれば、あとは、花火大会当日・打ち上げ開始の18時30分までに会場についていれば、花火を満喫できます。会場までは、JR高崎線鴻巣駅より徒歩30分。ちなみに新宿駅から鴻巣駅までは電車で1時間弱。有料チケットを手にしていても、アクセスには余裕をもった計画で、しっかりと花火大会を楽しみましょう。帰りは、北鴻巣駅まで散歩がてら歩いていくと、人混みをさけ、ゆったり帰れます。

こうのす花火大会を無料で観るには

 チケットが手に入らなかった場合は、御成橋付近の公式無料会場で見ることになります。田宮小学校の近くの土手一帯が、有名な穴場無料鑑賞ポイントですが、とても混雑します。また、中学校近くの土手は立ち入り禁止です。

 公式の無料観覧場は、打ち上げ場所より離れ、有料席にくらべると迫力にかけます。しかし、畑地帯の広々とした空間ですので、遮るものがないので、鑑賞には適した場所です。ここ以外の場所は、建物など、さえぎるものが多く、観にくいので、御成橋付近の公式無料会場を利用するのがよいと思います。

こうのす花火大会をマイカーで観に来るには吉美総合運動公園

 車で来場する場合は、吉美総合運動公園。昨年まで無料だったのですが、2016年からは有料2000円となりました。駐車場は2000台なので、早めに来場する必要がありますね。観覧は運動公園内の駐車場利用者用の観覧場で見ることになります。

また、北鴻巣駅から吉美総合運動公園までは5kmほど。片道1時間ほど歩いてもいいよ、という人は、北鴻巣駅から吉美総合運動公園へ往復すれば、比較的混雑を避け、世界一の花火が楽しめるでしょう。

  

 

 以上、こうのす花火大会の情報でした。秋の花火大会で、夜はだいぶひんやりとしてきますので、服装には注意して、世界一の花火をたっぷりと堪能してくださいね。

 

 

こうのす花火大会
10月7日 18時〜
【場所】埼玉県鴻巣市糠田(ぬかた)運動場および荒川河川敷
【アクセス】JR高崎線 鴻巣駅徒歩約20分

 
 
 

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 - 花火大会は日本の宝