ハロウィンキャンプ。関東でおすすめキャンプ場18選と開催イベント

      2017/10/09

ハロウィンキャンプ

 ハロウィンキャンプが大人気! キャンプといえば夏のイメージですが、最近は秋キャンプがブーム。実は、秋のほうが夏より快適だ!と感じる人が増えてきて、秋キャンプが確実に支持を集めています。

 秋キャンプのなかでも10月のキャンプは「ハロウィン・キャンプ」となりますね。

 夏しかキャンプをしたことがない人も、ぜひハロウィンキャンプを体験してほしいと思います。ただし、秋キャンプには夏のキャンプとは違う、注意したいポイントがいくつかあります。ポイントを落とすと、快適なはずの秋キャンプが残念な結果に・・・・

 この記事では、ハロウィンキャンプを成功させるためのポイントについてお伝えします。また、関東近郊のハロウィンキャンプ向けのおすすめキャンプ場について、イベント開催のあるファミリー向け9カ所、大人向けのハロウィンキャンプができるキャンプ場9カ所を、紹介していきます。

ハロウィン・キャンプではずせないポイント

なぜハロウィンキャンプが人気なの?

 「ハロウィンキャンプ」がここ数年ですっかり定着してきましたね。自分的に「やっておきたい年間行事」のリストに入れてる人も多いと思います。

 ハロウィンとキャンプって、とても相性が良いというか、しっくりくるんですよね、雰囲気が。

 気温が下がってくる秋のキャンプでは、焚き火やランタンの灯が火がとても大切に感じられます。また、場所とタイミングがあえば、紅葉のなかでのキャンプとなります。

 炎や灯や紅葉など、オレンジがキー・カラーとなる秋のキャンプ。その雰囲気に、ハロウィンのカボチャが加わると、とてもほっこりした雰囲気となるわけです。

 そもそも、キャンプは夏よりも秋のほうが快適に過ごすことができます。夏は暑過ぎて夏バテで体力を消耗しながらのキャンプになりがちですし、虫が多いのもの難点。その点、秋は天気さえよければとても快適な環境となります。

ハロウィンキャンプは「ホラー色」ではなく「収穫祭」のイメージで

 ハロウィンキャンプといっても特に決まりがあるわけではありません。

 キャンプ場によっては、大規模なハロウィンイベントと銘打って、仮装してキャンプするなどありますが、イベントがないキャンプ場でも充分楽しめます。

 思い思いのスタイルで、ちょっとしたハロウィンリースやジャックオーランタンで飾ったり、カボチャ料理を食べたりしながら、焚き火を囲んで秋キャンプを楽しめば、それで充分ハロウィンキャンプになると思います。

 ハロウィンはもともと収穫祭からはじまったといわれています。キャンプの場合のハロウィンは、ゾンビ的なものではなく、あくまで、「カボチャの線」で、収穫祭の雰囲気を味わうといった感じでしょうね。

 あまりゾンビ的な方向に行くと、キャンプ場の雰囲気を悪くしてしまい、周囲に迷惑がかかりますし、ガチで夜が怖くなってしまうので、お化け系の要素は控えめにしておいた方が、無難だと思います。

 まぁ、そんな感じで、自由に秋を楽しむのがハロウィンキャンプです。

 自由とはいえ、いくつか注意たい点もありますので、ポイントをみてみましょう。

防寒対策をしっかりと

 ハロウィンキャンプは、夏のキャンプと違って、気温が下がっていく時期なので、とくに防寒が必要です。

 秋口は夜半から朝にかけては、想像以上に冷えてきますので、夏用のシュラフでは厳しい場合があります。

 とくに注意したいのは標高です。一般に、標高が100m下がると気温が0.6度ほど下がると言われています。キャンプ場では、標高が1000m前後のところも普通にありますので、そういうところでは夏用のシュラフでは厳しいと考えたほうが良いでしょう。ゼロ度対応クラスのシュラフを準備して、なおかつ、保温性のある服を、インナー・アウターともしっかり準備しておいた方が無難です。

 風による寒さを防ぐためにも、しっかりとしたレインウェアの用意も必要です。レインウェアは雨が降っていなくても、風による寒さをしっかり防げるので、必ず用意しましょう。

 紅葉のなかでハロウィンキャンプを楽しもうとした場合は、10月に紅葉が見ごろを迎えるのは、標高が1000m前後のところになってきます。紅葉とハロウィンキャンプを楽しむ場合は、とくにしっかりとした防寒対策が必要、ということを肝に銘じておきましょう。夏用のシュラフがない場合は、冬用のシュラフのレンタルなどがあるキャンプ場を探してみましょう。

 一方標高が低いキャンプ場であれば、10月のハロウィンキャンプなら、夏用のシュラフでもなんとかなるでしょう。ただし、インナーにヒートテックなど保温性のあるものを用意してくことや、しっかりとしたレインウェアの準備は必須です。

 なお、ウェアについて詳しくは⇒「防寒着の選び方」の記事を参照してください。

防露対策も忘れずに

 秋は夜露の季節です。夏のキャンプでは考えられないくらい夜露がつきます。

 夜露は昼夜の温度差が大きいと発生しますので、秋はまさに夜露の季節でもあるわけです。

 ホロ酔い気分で寝てしまい、外に置きっぱなしだったスマホが夜露でアウト!ってことは、案外よくあるケースです。電子機器類の外へ置きっぱなしに注意して、必ずテントや車のなかにしまうようにしましょう。

 また、テントそのものが夜露が染みてきてしまう場合もあります。ですので、ハロウィンキャンプにでかける前には、テントに撥水スプレーをかけておくなどのメンテナンスをやっておくのがベターです。

【必須!】焚き火台は必須アイテム

 キャンプには焚き火は欠かせませんが、とくに、秋のハロウィンキャンプでは、火がないと話しになりません。

 オレンジの炎がチラチラ燃えるなかでこそ、ハロウィンの雰囲気が出てきますものね。

 ところが、今のキャンプ場では、直に地面で焚き火をするのは禁止のところがほとんどです。ですので、直焚き火オッケーのキャンプ場以外では、忘れずに焚き火台を用意することです。

 料理やBBQ用のコンロとは別に、焚き火専用に焚き火台を用意しておきましょう!

 また、ハロウィンのキャンプ場選びでは、直火禁止でも薪が無料で提供されているところも少なくありません。折りたたみの万能ノコギリを持参して、焚き火を主役にハロウィンキャンプを楽しむのが通の楽しみ方です。

その他あると便利なもの

 これは、秋キャンプに限ったことではないですが、キャンプ生活をスマートに送るのにあると便利なものを確認しておきましょう。

 ひとつは、コック付きの水タンク。水場が近くにあったとしても、すぐ手元に水があるとないとでは快適さがダンチ。20リットルくらい入りのものが数千円で買えますので、準備しておきましょう。

 あとは、吊るす系のもの。キャンプ生活では、案外、下にものをちょこっと置いとく置き場所が不足します。そんな時、ものを吊るせるハンガー台があると、むちゃくちゃ重宝します。

 ちょこっと衣服やランタンを吊るしておいたり、あとドライネットも用意しておけばばっちりです。

 キャンプは不便さを楽しむものでもありますが、一方で、道具の便利さを楽しむ一面もあります。余裕のある範囲で、ワンランク上のキャンプグッズを揃えてみてください。

ハロウィンキャンプにおすすめのキャンプ場

 では、ハロウィンキャンプにおすすめのキャンプ場をいくつか紹介していきましょう。

 ファミリー向けには、ハロウィン期間にイベントを行っているキャンプ場がおすすめです。

 仲間やカップルでハロウィンキャンプを楽しむ場合は、農園系キャンプ場や直火オッケーのテントサイトで、収穫祭や焚き火をテーマにして、ハロウィンの雰囲気を演出した秋キャプを楽しみましょう。そんな時、あれば盛り上がるおすすめのカボチャについて⇒「プッチーニかぼちゃの食べ方育て方」の記事も参照してくださいね。

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ハロウィンイベントが開催されるファミリー向け関東近郊キャンプ場9選

【栃木】キャンプアンドキャビンズ那須高原
栃木県那須郡那須町高久甲5861-2 TEL0287-64-4677
http://www.camp-cabins.com/
「こどもにキャンプ」をテーマにした、ファミリーに大人気のキャンプ場。林のなかのオートキャンプサイトはメンテナンスが行き届いており使い勝手は抜群。2家族で使える広めのオートキャンプサイトも人気。キャビン・コテージもバリエーションが豊富で3世代キャンプなどにも対応。
【ハロウィンイベント】10月週末 サイトデココンテスト、トリックオアトリート、子供仮装、ジャックオーランタン作りetc  7〜9日連休は特別プログラム
【埼玉】ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
埼玉県飯能市上名栗3196 TEL042-979-0300
http://www.kfv.co.jp/
ファミリー向け決定版のキャンプ場。テントサイトとミニログハウス。とにかくファミリーを重視してる運営方針で、ハメをはずしがちな25歳以下の若者グループは入場禁止とする(25歳以下のファミリーは除く)徹底ぶり。レンタル機材やインストラクターもいるので初心者でも安心!
【ハロウィンイベント】10月1日~10月末日 ハロウィン サイトデコレーション コンテスト 10月土曜日限定  仮装コンテスト開催!
【群馬】赤城山オートキャンプ場
群馬県前橋市三夜沢町425−1 TEL027-283-8368
http://autocamp-akagi.com/about/index.html
高さ10mのコナラの林のなかのオート・キャンプサイト60が充実。バンガロー・キャビン15棟も。直営農場の豚肉BBQが絶品!
【ハロウィンイベント】7〜92日はハロウィンフェスタ。10月週末 サイトデココンテスト、子供仮装、ジャックオーランタン作りなど
【群馬】北軽井沢スイートグラス
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1990-579 TEL0279-84-2512
http://sweetgrass.jp/
今一番人気の有名キャンプ場。キャビン、テントサイト、貸しテントなど初心者でも本格的なキャンプが楽しめる。ファミリー、カップル、犬、などニーズにあわせたプランをチョイスできる。
【ハロウィンイベント】 10月21、22日のカントリーフェスタで昼は運動会、夜はハロウィンイベント。
【神奈川】パディントンベアキャンプグラウンド
神奈川県相模原市緑区若柳1634 TEL0555-30-4580
https://www.pica-resort.jp/paddington/
セットアップテント、トレラー、ログキャビンなどファミリーでグランピングできる。オートキャンプサイトは100平米とゆったりの間取り。
【ハロウィンプラン】(未定)
【千葉】成田ゆめ牧場
千葉県成田市名木730 TEL0476-96-1001
http://www.yumebokujo.com/camp.html
直営農場の乳製品が有名な、牧場型キャンプ。子どもたちに農業体験もさせられるキャンプ場として人気
【ハロウィン月間】9月30日〜10月31日 ハロウィン仮装で入場料半額!(条件あり) かぼちゃ作り体験、ハロウィンメニュー 
【群馬】星の降る森
群馬県沼田市上発知町2543 TEL0278-23-7213
http://www.star-forest.com/
フリー区画のオートキャンプ場でゆったりとキャンプを満喫。トレーラーキャビン コテージ ロッジも。オプションメニューでぶどう狩り、りんご狩り、 こんにゃく作り体験なども。
【ハロウィンイベント】10月14日・21日・28日に12歳以下のこどもむけにハロウィンパーティ・ステージ(1日2回)
【茨城】大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ
茨城県久慈郡大子町矢田15-1 TEL0295-79-0031
www.greenvila.jp
フリー区画のテントサイトとキャビンサイトが人気のキャンプ場。各種、貸し出しあり初心者でも安心。
【ハロウィンイベント】10月21日(土)ハロウィンキャンプ…クイズラリー、サイトコンテスト、クラフト教室など
【埼玉】長瀞オートキャンプ場
埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1 TEL 0494-66-0640
http://www.nagatoro-camp.com/
ファミリー初心者向けのキャンプ場。BBQだけなら手ぶらでオッケー。バンガローも40棟もあり。
【ハロウィンイベント】未定

ハロウィンの雰囲気を楽しめる、おすすめ関東近郊キャンプ場9選

【群馬】まほーばの森
群馬県多野郡上野村大字勝山1169 TEL0274-59-2146
http://uenomura-tabi.com/top/stay/mahoba/
天空の回廊・上野スカイブッリジを渡る、とそこは別世界。深い森の中のキャンプ場。車バイクの乗り入れも可能。
【神奈川】芦ノ湖キャンプ村
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164 TEL0460-84-8279 
http://campmura.com/
ファミリーや山ガールに人気の定番キャンプ場
【群馬】サンコーハルナパーク
群馬県高崎市下室田町4642-5  TEL027-374-5151 
http://www.harunapark.com/
★直火可能サイトあり 静寂な環境 26サイト バンガローも パン焼体験も人気 9m×9m 車乗り入れ不可の林間サイト
【埼玉】満願ビレッジオートキャンプ
埼玉県秩父群皆野町大字下日野沢3902-1 TEL0494-62-4726
http://www.manganvillage.com/
 テントサイトはウッドデッキの上なので開放感たっぷりの快適キャンプ。アメリカントレーラーハウスやウッドコテージも。レンタル品もあり。
【山梨】ほうれん坊の森 キャンプ場
山梨県北都留郡小菅村2402-2 東部森林公園キャンプ場 ほうれん坊 TEL0428-87-0435
http://www.horenbo.com
森に親しむ自然派のキャンプ場 オートキャンプサイト キャビン2棟 バンガロー8棟 シャワーなどアメニティ
【静岡】不動の滝自然広場オートキャンプ場
静岡県榛原郡川根本町下泉 1122 TEL0547-56-1600
http://www.ffnpcs.com/
大井川渓谷にあるヴィラを中心としたおしゃれなキャンプ場。ノルディックテントやフリーサイトも。 食器寝具のレンタルはなし
【千葉】有野実苑オートキャンプ場
千葉県山武市板中新田224 TEL0558-83-2654
http://www.arinomi.co.jp/
体験型農園の直営オートキャンプ場。キャンプ料理素材として新鮮な野菜が手に入るほか、オプションの農園体験も充実。露天ブロや貸し切り風呂も有る、充実の農村キャンプ。
【千葉】イレブンオートキャンプパーク
千葉県君津市栗坪300
 TEL0439-27-2711
http://www.eleven-camp.com/
★直火の焚き火もオッケー。クヌギ林に囲まれた1区画が120㎡のゆったりしたサイト。アクアラインで東京より70分の近さも魅力
【神奈川】BOSCO auto camp base
神奈川県秦野市丹沢寺山75 TEL0463-75-3273
http://www.moroto.co.jp/bosco/
★直火オッケー。場内を流れる渓流沿いに6か所のキャンプサイト。林業の会社が経営する森にこだわったキャンプ場。

 

 

以上、ハロウィンキャンプのコツや関東おすすめのキャンプ場を紹介しました。

ちなみに、こちらの記事⇒「クリスマスに冬キャンプを!」では、秋キャンプの次に挑戦したい冬キャンプ向けのキャンプ場を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。

もちろん、キャンプ場はこれ以外にもたくさんあります。キャンプ場を選ぶ時は、雰囲気や車の乗り入れがどの程度できるか? レンタル器具はどの程度あるか? など基本的なことの確認を忘れずに。

また、秋キャンプですので、キャンプ場の標高もチェックして、寒さ対策をしていきましょう。

 なお、キャンプサイトの広さにこだわり、のびのびキャンプしたい方は、(⇒「広々使える関東オートキャンプ場」の記事も参照してください。

では、ハッピーハロウィンな秋キャンプを満喫してください!

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 - アウトドアライフ, ハロウィーン