幕張ビーチ花火フェスタ2017年(千葉市民花火大会)/有料席と穴場から迫力の海上花火を
2017/07/06
今年の花火大会は河川敷で見る? それともビーチで見る? 8月アタマは、同日に有名花火大会が各地で開催されます。年一回の花火大会だから、毎年、いろいろな大会に行ってみるのも良いですね。今年は、「幕張ビーチ花火フェスタ」はいかがでしょうか?
東京近郊で見れるスケールがでかい海の花火大会といえば幕張
幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)は、アクセスが良く、広々とした湾岸でおこなわれるため、ゆっくり観れるスペースも多い大会です。
幕張ビーチ花火フェスタは毎年8月の第一土曜日に開催され2017年も8月5日(土)に19時30分ー20時30分の日程で開催されます。
同時期に近くで、江戸川花火大会、葛飾花火大会が江戸川河川敷を舞台に開催されます。河川敷の花火大会も伝統的な趣があって良いですが、海の花火は、スケールがひとまわり大きくなります。
幕張ビーチ花火フェスタは海での打ち上げですので、江戸川では観られない大玉の一尺玉や、海上花火などが見所になっています。東京湾大華火祭がオリンピックの影響で中止になってしまったため、東京近郊の海花火としては、イチ押しの大会となっています。
また、会場内のスタジアムでは、同時開催される音楽やよしもと芸人のお笑いライブも一緒に楽しめるコースもあるのが特徴です。
花火師の技の最先端が披露される創作花火
さらに、幕張ビーチ花火フェスタは、関東では珍しい「創作花火」が観られるます。これは、花火通には嬉しいコアな企画となっていますね。
創作花火は、花火の甲子園ともいうべき秋田・大曲全国花火競技大会で行われている種目のひとつで、楽曲に合わせて花火が打ち上げられる音楽花火の一種です。
創作花火では、花火師がイメージを膨らませ、これまでの常識にとらわれない独創的な花火の技を駆使しして、楽曲のイメージを表現していくものです。いわゆる丸い花火ではなく、型物とよばれる、さまざな型の花火が飛び出したりします。
幕張の大会では、毎年、大曲の大会で優勝した創作花火が披露され、花火の技の最先端を見ることができるのです。
幕張ビーチ花火フェスタ・有料席の選び方
打ち上げ総数2万発の花火エンターテインメント幕張ビーチ花火フェスタ。
じっくり観覧するには、もちろん、おすすめなのは有料席です。
この大会では有料席の種類がたくさんあります。
- ビーチ席A
- ビーチ席C
- シーサイド席
- メッセサイド席
- スタジアム席
スタジアム席以外は、席といっても有料スペース入場券になっていて、入り口でシートが配られ、砂浜に座るかたちになります。いちばんのお勧めはビーチC席あたりだと思います。
スタジアム席は音楽とお笑いライブとセットのチケットになっていますが、海上花火や創作花火は観られません。純粋に花火を楽しむなら、ビーチC席がコスパが良さそうです。
チケットは「チケットよしもと」やファミリーマート店舗で販売中です。
幕張ビーチ花火フェスタは無料で観やすい大会
幕張ビーチ花火フェスタの、海上花火や創作花火などを100%余すこと無く楽しむには有料席が良いです。
が、そこまでガチで花火こだわらないで、家族や友達や恋人と雰囲気を楽しみたいなら、無料でも充分楽しめるのが、この大会の良いところです。
有料席の背後の幕張海浜公園全体が無料自由席となっていますが、この公園は面積がかなり広く、公園内のどこからでも花火を観れるので安心です。もちろん混雑はしますが…。
幕張ビーチ花火フェスタをゆったり楽しむ穴場
混雑を避けてゆったりと花火を楽しみたい方のために、幕張駅周囲をはずした穴場をご紹介します。
アクセスに幕張駅を使わないだけで、特に帰りなどが混雑を避けられてスムーズになるので、おすすめです。ただし、出店やコンビニなどが無いルートになりますので、食糧・飲料の準備はしておいてください。
検見川駅から行く穴場
京葉線・検見川駅から15分ほど歩くと稲毛ヨットハーバーに着きます。ヨットハーバーの西側がビーチになっていて、ここからなら水上花火もよく見えます。
新習志野駅から行く穴場
京葉線・新習志野駅から25分の茜浜の堤防沿いの茜浜緑地も絶好の穴場で、海をはさんで花火をゆったりと鑑賞できます。しかも、なんとここには駐車場があり少なくとも昨年(2015年まで)までは交通規制もなく自由に使えています。都心の花火大会で車で来場できるのは、ここだけではないでしょうか?
ただし、駐車場が何時頃満車になるかはわかりません。確実に観るなら電車での来場の方が安心ですね。
東京に最も近い海の花火大会、幕張ビーチ花火フェスタ。海上花火大会ならではの、迫力を手軽に楽しんでみましょう!