マウンテンパーカーの防水性、レインウェアとの違いや、生地の種類
2018/05/03
ちょっと寒いな〜涼しいな〜って時のアウターは「マウンテンパーカー」が便利ですよね。
男子でも女子でも、コーディネイトできる服の範囲が広いというか、案外どんなもの着てても、マウンテーパーカ−をアウターにしても不自然じゃなかったりします。シュッと着こなせばお洒落にもなりますし、実用性重視で適当に着ててもそれなりに見えるし、でとても便利なのです。
ただ、マウンテンパーカーを、いざ選ぼうとすると、とても多くの種類があり、値段もピンキリで、どれがどうなのか?迷ってしまいますよね。そもそもマウンテンパーカーとレインウェアの違い?もよくわからないし、防水や防風などの性能も、いろいろありすぎて、とてもわかりにくいです。
そこで、この記事では、生地の性能を知ってマウンテンパーカを選ぶポイントについて、整理してみました。数あるマウンテンパーカの中から、あなたに合った一着を見つける参考になれば幸いです。
マウンテンパーカーの種類と特徴
マウンテンパーカーとレインウェアはどこが違う?
「マンパ」「マウンパ」とも略されて、すっかり定番のアウター「マウンテンパーカー」。
ただ、マンパの定義って、意外と、あいまいです。
たとえば、「マウンテンパーカーとレインウェアってどう違う?」と言われても、実は、答えがでません。
なぜなら、マウテンパーカーのなかには、ゴアテックスなどのとても高い防水性を持ち本格的な登山で使えるものもあれば、簡単な撥水性だけで強い雨では濡れてしまうものまで、さまざまなタイプのものがあるからです。(防水性と撥水性の違いについては、⇒「レインポンチョの選び方」の記事を参照してください。
アウトドアブランドの「レインウェア」のなかには、街で着ると、「マウンテンパーカー」になるものもあるし、ならないものもあります。逆に、マウンテンパーカーのなかに、レインウェアとして使えるものと、使えないものがあるわけです。
ですので、マウンテンパーカーはデザインやブランドだけで選ぶのではなく、生地の性能について、ある程度の知識をもっておかないと、イメージ通りのものを手に入れることが難しいのです。
では、いろいろなタイプがあるマウンテンパーカーの性能を見分けて、整理するために、知っておきたい基礎知識について、詳しく説明していきますね。
マウンテンパーカーの条件
まず、パーカー付きアウターのなかでも、どういうものがマウンテンパーカーなのでしょうか?
はっきりした基準みたいなものはないのですが、強いて言うなら、ざっくりと次のような特徴があるのがマウンテンパーカーです。
●形の特徴
・フード付きで、前開きジッパーのアウター
・襟元が高いボリュームネック。
・フードや裾にしぼれるコード付き。
・袖はマジックテープで絞れる
・上下にジッパーがついたダブルジッパー(歩きやすさや換気のため)。
●生地の特徴
・防風性と通気性を兼ね備えた生地。
・ナイロン、ポリエステル、綿などの素材の表地
・裏地はメッシュやフリース・トリコット地など。脱着可能なボアのライナー付きもある。
●他のパーカーとの違い
・「アノラック」や「パーカー付きプルオーバー」は、ジッパーが途中までで、被って着るもの。
・「ヤッケ」は、どちらかというと、ホームセンターなどで売っている格安の作業上着のイメージ。
・「ウィンドブレーカー」は、主にスポーツで使われる防風上着。パーカー付きのウィンドブレーカーを街着で使えば、「マウンテンパーカー」になる場合も。必ずしもイコールではないが、一部かぶってるイメージ。
必ずしもすべてこの条件にあてはまるわけではありませんし、基準はあいまいですが、だいたい、こんな感じの特徴をもったものが、「マウンテンパーカー」と言えるでしょう。
マウンテンパーカーは大きく分けて4タイプ
マウンテンパーカーは、カジュアルブランドやアウトドアブランドなど、数多くのブランドから発売されています。
とくにアウトドア・ブランドのものは、一見どれも同じように見えても、機能性や使うシーンがまったく異なったりもします。
ここでは、マウンテンパーカーを、次の4つの系列に分けることで、そのタイプ別特徴などを整理していこうと思います。
・元祖マウンテンパーカーと60/40クロス
・アウトドアブランド系
・カジュアルブランド系
・カジュアル・アウトドアブランドのコラボ系
マウンテンパーカーの歴史と4つの系列
マウンテンパーカーは1960年代に登場し、アウトドア用のアウターを、街着として着るカルチャーとして定着しました。
元祖マウンテンパーカーはナイロンと綿の混紡でしたが、その後ゴアテックスなどさまざまな新素材が開発され、いろいろな機能性をもったマウンテンパーカーが誕生し、今に至ります。
しかし、実は、アウトドアメーカーが作るウェアで「マウンテンパーカー」と名前が付くものは、ほとんどありません。
アウトドアブランドのパーカー付きアウターは用途別に素材などが違っていて、「ハードシェル」「ライトシェル」「レインウェア」「インサレーション」などと呼ばれます。雪山に対応できる高機能なものから、伸縮性に富んだトレラン向きの薄手のものまで、さまざまです。
これらのパーカー付きのジャケットを、街着として使う場合に、「マウンテンパーカー」と呼んでいるわけですね。
一方で、カジュアル・ブランドの「マウンテン・パーカー」は、はじめからタウンユース用に作っているものが多いです。
比較的お手頃なお値段で手に入りやすいのが特徴ですが、機能性は、アウトドアメーカーのものに比べると、やや劣ります。
あくまで、デザイン重視ですので、素材は雪山などには対応していないのはもちろん、防水性も弱いものも多いです。
デザインと機能のバランスがよいのは、カジュアル・ブランドとアウトドア・メーカーとのコラボで出しているもの。
コラボ系のマウンテン・パーカーが良いのは、街着にしっくりきてコーデもしやすいデザインに、本格的な機能が備わっているところです。
・アウトドア系のフード付きジャケットをタウンユースすると「マウンテンパーカー」になる。
・アウトドアブランドでは「マウンテンパーカー」という商品名をもつのはほとんどない。なので、アウトドアブランドのジャケットをマウンテンパーカーにする場合、生地の特性などをチェックする必要あり!
・カジュアルブランドのマウンテンパーカーは、タウンユース前提。素材的にアウトドア利用が厳しいものもあるので注意!
このように、いろんな系列のマウンテンパーカーがあるわけですが、いざ選ぼうとすると、生地の選び方など、悩む部分は多いと思います。
そこで、マウンテン・パーカーのタイプ別のポイントについて、さらに詳しく見ていきましょう。
元祖マウンテンパーカー…60/40クロス
マンパと言えば、ロクヨン・クロス
マウンテンパーカーを、いちばんはじめに作ったのは、アメリカ・カリフォルニアのアウト・ドアブランド「シエラデザイン」です。
シエラデザインは、アウトドア・マニアの二人が長年の経験をベースに1965年に創業しました。アウトドアブランドのパイオニアとして、テント、シュラフ、ウェアなどで定評があります。
そんなシェラデザインが、60/40クロスという素材を使って作ったアウターが、元祖「マウンテンパーカー」です。
60/40クロス(シックスティ・フォーティ・クロスまたはロクヨンクロスと読む)は、ナイロン60%綿40%の混紡(こんぼう)です。適度な防風性と保湿性(保温性)と、なおかつ通気性があります。
リリース当時は、まだゴアテックスなどの防水透湿性素材が無かったため、この60/40クロスは、本格的な登山シーンでも使われていました。
同時に、タウンユースのジャケットとしても60/40クロスは大人気となりました。アウトドアジャケットを街着として着るカルチャーは、この60/40クロスの元祖マウンテンパーカーからはじまったのです。
現在でも、60/40クロスのマウンテンパーカーは定番として人気です。高機能の新素材が多い現代では、さすがに60/40クロスを本格的な山では使いませんが、天候の安定した時期の低山のハイキングやキャンプには、ちょうどよいアウターです。
もちろん、タウンユースでも、とくに春秋の季節が変わりやすい時期には、その威力を発揮します。カジュアルブランドが出すマウンテンパーカーの多くが60/40クロス系の生地を使っているのも、定番ファブリック(=生地)としての実力があるからですね。
おすすめ60/40クロスは、「シエラデザイン」「grn」など
シエラデザイン
シエラデザインの「マウンテンパーカー」は、絶妙な機能性と、オールマイティーに着れる落ち着いたデザインで、リリースから50年たつ今でも人気の定番のマウンテンパーカーになっています。主に春秋の街着のアウターとしてウンテンパーカーを選ぶなら、シェラデザインは鉄板のひとつになっています。
grn
また、シェラデザインより、お求めやすい価格になっているのが、日本のカジュアルショップがはじめたブランドgrnのマウンテンパーカーです。
grnのマンパは60/40クロスを使った、日本版リメイクと言ったところでしょうか。テフロンコーティングの撥水加工がしてあるので、少々の雨でも安心です。
また、ボアのインナーがセットになった3wayなら、3シーズン使えるオールマイティーなアウターとなります。厳寒地方でなければ、これ一着で秋〜冬〜春と乗り切れるでしょう。
その他の60/40クロス
その他にも60/40クロスを使った製品は多数あり、ワンシーズンの季節限定でリリースされるものも多いです。
たとえば、ユーズド市場でMountain ResarchやMANASTASHなどのブランドの60/40クロスパーカーをチェックしてみるのも、なかなか通な選択だと思います。
またナイロンと綿のレシピが、ぴったり60:40ではないが、だいたいそれに近いものも、たくさんあります。
たとえば、CHUMS(チャムス)のブービーフェイス・マウンテンパーカー、snow peak(スノーピーク)のインディゴマウンテンパーカーは、ナイロン62%綿38%、THE NORTH FACE PURPLE LABELのマウンテンパーカーはナイロン65%綿35%です。これらの製品も60/40クロスと言ってよいでしょう。
カジュアルブランドでは、SHIPS JET BLUE、 Freeaks’Store、Dickysなどが、60/40クロスかそれに近い素材を使っています。
以上、元祖マウンテンパーカーと60/40クロスを使った、「これぞマウンてパーカー!」というやつを紹介しました。
迷ったら、とりあえず60/40クロス系にしておけば、間違いありません。
タウンでの機能性、おしゃれ感、コーデの仕方など、悩まずにクリアできてしまいます。
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・60/40クロス(ロクヨンクロス)のマウンテンパーカーが定番中の定番。
・ナイロン60%綿40%またはそれに近い組成。
・60/40クロスは、春秋のタウンユースや天候が良い季節のハイキングなどに最適。
・ボアインナーが付いた3ウェイのものなら、真冬も安心
・マンパ選びに悩んだら60/40クロスで絞り込むのも手。
アウトドアブランドのマウンテンパーカー
アウトドア用アウタージャケットの特徴
アウトドアブランドのパーカー・ジャケットは、さまざまなアウトドアシーンの目的別に特化した素材を使っているのが特徴です。
ですので、
アウトドア・ブランドのジャケットを「マウンテンパーカー」として着こなすには、生地の種類やほんらいの用途などをチェックしておく必要があります。
また、アウトドア・ウェアでは、「重ね着(=レイヤード」)」が基本となっていることも、おさえておくべきポイントです。
アウトドアのウェアでは、アウターは防風・防水・湿度調整が主な目的で、保温はミドルレイヤーやアンダーウェアで確保するのが通常のパターンです。
そのため、
アウター・ジャケットには原則的に保温性はないものが多いわけです。(詳しくは、⇒「防寒着の選び方」も参照してください)
そして、防寒性が無いからこそアウトドア・ジャケットは「マウンテンパーカー」としてタウンユースできるのです。本格的な雪山用のアウタージャケットでも、保温性がないため、逆に、春秋のタウンユースのアウターにちょうど良い、というわけですね。
アウトドアのジャケットにはメーカーごとに無数の種類があって、いちがいには言えないのですが、マウンテンパーカーとして使えるものには、ざっくり以下のようなタイプがあります。
●ハードシェル
●ソフトシェル
●レインジャケット(ハードとソフトの中間)
●インサレーション
ハードシェルをマウンテンパーカに使うには
ハードシェルは、
・防水透湿性をもったナイロンの生地
・ウェア内の湿度を調整するベンチレーション
・滑落防止の摩擦のある表面
などが特徴です。
防水透湿性は、雨水をはじき湿度は通す機能性素材で、ゴアテックス、E-Ventなどが有名ですが、他にも各メーカーごとに独自に開発した生地を使っていて、名前はたくさんあります。
防水透湿性素材はテフロンの薄い膜で、それをナイロンやポリエステルと重ねて、2層、3層として表地に使われます。
ハードシェルでは、ポリエステルよりも丈夫なナイロンがよく使われます。布の強度は、織り込む密度=デニールよってあらわされます。
また、より強化したナイロン地として、リップスティックナイロン、コーデュラナイロンなどが使われています。
登山用のハードシェルは、汗をかくことが前提ですので、汗の湿度をウェアの外に逃すことを、もっとも考えて作られています。
裏地にはメッシュやトリコットなどを使い、ウェア内の湿気をウェアの外に逃しやすい工夫がされています。
また、脇の下やポケットの中がジッパーで開けられるようになっていて、湿気を逃するベンチレーションとして機能します。
こうした機能をもつ冬山対応の本格ハードシェルは、防水透湿性素材もたっぷりと使ているため、それなりの値段になっています。
なかには冬山でも使える本格的な高機能なハードシェルも多く、そうしたシェルを「マウンテンパーカー」としてタウンユースをするのには、少しオーバースペックな気もします。
それでも、ブランドやデザインが気に入れば、「マウンテンパーカー」として使っても、もちろん問題ないです。むしろ、あえて本格的な登山用ジャケットを街着で使うことに、こだわりを表現できる部分でもあります。
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ソフトシェルは素材の厚みに注意
ソフトシェルは、伸縮性と透湿性を重視したアウターです。ランニングシェルと呼ばれることもあります。
クライミングやトレイル・ランニングなど、体を常に動かすスポーツを想定したウェアです。
また、軽量でポケット・サイズに収納できることから、低山ハイキングでの予備のアウターなどにも重宝するものです。
素材は、透湿性と軽量を重視して、ポリエステルの生地が多く使われます。ごく薄い一枚地で出来ています。
薄くても、しっかり風を防ぎ、汗や湿気を逃してくれるので着ていて蒸れることはありません。
ただ、防水性はなく、撥水性のみですので大雨のなかでは使えません。耐久撥水性処理(DWR)が施されているものは、多少の雨なら大丈夫です。
ソフトシェルは、もちろんタウンユースで「マウンテンパーカー」としても使えますが、一般的なマウンテンパーカーのイメージよりは、薄いものが多いです。
いちがいに言えませんが、ハードシェルのほうが、マウンテンパーカーのイメージに近いでしょう。ナイロンの表地に裏地を組み合わせたある程度生地の厚みがあるハードシェルと違って、薄い1枚地のソフトシェルはかなりペラペラな感じです。
「ソフトシェル」の場合は、思いのほか薄いことも多いので、購入する場合はデザインや色だけでなく、実際に素材をしっかり確認したほうがよいでしょう。
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ハードとソフトの中間(レインジャケットなど)
ハードシェルとソフトシェルの中間に位置するようなジャケットも数多くあります。レインウェアと呼ばれることもありますし、「〇〇ジャケット」のように、固有の名称がついているものもあります。
「ハードシェル」が雪山での使用にも耐えるものとすれば、そこまで本格的ではないが、防風性と透湿性、防水性または耐久撥水性をもったレインウェアという位置づけになります。
このあたりのラインが、アウトドアブランドのジャケットのなかでは、「マウンテンパーカー」として使いやすく、価格的にも買いやすいでしょう。
生地は、ゴアテックスの2層や、リップストップナイロンにDWR処理したもの、などがあります。
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インサレーション
ダウンに替わる新しい中綿素材として、最近増えてきているのが化繊インサレーションです。
化繊インサレーションは、「コアロフト」や「プリマロフト」などポリエステル系の化繊で作られる中綿や人工ダウンです。
吸汗速乾性があるため、アクティブに動き回るシーンでの冬の防寒着に欠かせません。
インサレーション・ジャケットは、雪山では、ハードシェルの下に着て、保温をする目的のものが多いですが、なかには、ゴアテックスやイーベントなど防水透湿素材の表地に中綿インサレーションを使ったアウターの防寒着もあります。
こうしたインサレーション・アウターは表地がキルティングになっている、いかにもダウンっぽいものが多いですが、なかには、「マウンテンパーカー」として着られるフォルムのものもあります。
防寒性能が高いマウンテンパーカーが欲しい場合は、こうしたインサレーションのなかから探してみるのも、ありですね。
・本格登山用のハードシェルも、タウンユースすればマウンテンパーカーに。
・ソフトシェルは、マウンテンパーカーとしては薄すぎる場合もあるので注意
・高価すぎないハードシェル(厳冬期以外対応のシェルやレインパーカー)あたりが、マウンテンパーカーとしては、手ごろ。
・真冬用の防寒マウンテンパーカーなら、インサレーションジャケットや中綿入りも選択肢。
カジュアル・ブランドのマウンテンパーカー
BEAMS、SHIPS JET BLUE、JORNAL STANDARD、FREAK`S STORE、FRAMeWORK、KRIFF MAYERなど、有名カジュアル・ブランドやセレクトショップ・ブランドから「マウンテンパーカー」が発売されています。
アウトドアメーカーのマウンテンパーカーは、アウトドア用のシェルやジャケットをタウンユースに流用するものですがカジュアル・ブランドのものは、ずばり「マウンテンパーカー」という製品名で、はじめからタウンユース用に作られています。
生地の種類はさまざまですが、やはり定番の60/40クロスや、それに近い比率のナイロンと綿の混紡生地のものが、多いです。また、防寒力をアップしたボアやキルトのインナーとセットになった3ウェイのものも多いですね。春秋と真冬の3シーズン用のアウターとして選ぶには、とても良いアイテムです。
タウンユース前提でマウンテンパーカーを購入するなら、カジュアルブランドのものが迷わず選びやすいですね。
価格的には、比較的買い求めやすいものから、ゴアテックス並みに高価なものまでさまざまです。
なかには、ゴアテックス並みの金額3万円〜5万円だけれど、生地はただの撥水性ポリエステル系の化繊という製品もあるようです。こうした製品は、ブランドのデザイン料がほとんどです。ですので、よっぽどブランドにこだわりがある場合以外は、同じ値段を出せるなら、ゴアテックスなど機能性の高い生地を使ったアウトドアブランドのジャケットを求めた方が賢い、というケースもあるでしょう。
もちろん、最終的にブランドやデザインで気に入れば、その人にとってその価値はあるものです。じっくり選んでみましょう。
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最高にこだわるならコラボのマウンパ
素材と機能はアウトドアメーカーの本格派+高いデザイン性の最強コラボのマウンテンパーカーも、要チェックです。
ゴアテックスやリップストップナイロンなど本格アウトドアの生地を使ったシェルやジャケットを、カジュアルブランドのロゴを入れたり、別注のカラーやデザインでブランドメーカーが別注するのが、コラボアイテムです。
素材や造りはしっかりしたものですが、値段はそれなりで、たとえばシュプリームとザ・ノースフェイスのコラボ製品は、中古で10万円代のプレミアがついています。
限定販売のものが多いので、メリカルやヤフオクなどで探すと、デザインと機能の両方が優れた、最強のマウンテンパーカーが見つかることもあります。
ユーズド市場でコラボのマウンテンパーカーを探すのが、最強マウンテンパーカーを手に入れるコツです。ぜひ、チェックしてみましょう。
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・カジュアルブランドでも60/40クロス系が多い
・値段が高価なのに、素材が防水透湿性など機能性で無いものもある。同じ値段ならアウトドアブランドの高機能のものが買えるので、比較検討はしっかり。
・タウンユースに特化しているので、着やすさのめんでは優れている。
・アウトドア×カジュアル系のコラボ製品が、機能&デザイン面で最高。ユーズドをチェックすると、お得に買えるかも。
以上、マウンテンパーカー選びの参考になる、ブランドのタイプや、生地の種類や機能性などについてお伝えしました。
自分に合ったマウンテンパーカーを選ぶために、必要な知識が身に付いたと思います。
もっとも、あくまでファッションですので、自分が気に入ったかどうか? 好きかどうか?が、いちばんの選ぶ基準です。
それでは、お気に入りのマウンテン・パーカーを手にして、街へ繰り出しましょう!
本格派アウトドア・ブランドのマウンテンパーカー | ||||
コロンビアColombia | ヘイゼンスタンダード・ジャケット | ¥11,880 | オム二シールド・ナイロンDWR | ラジアルスリーブ | ワバシュジャケット | ¥18,900 | オム二テック・ナイロンDWR | ハードシェル | タイムトゥートレイルジャケット | ¥14,040 | オム二シールド・ポリエステル84%ポリウレタン16% | ソフトシェル:ストレッチ性高い ベンチレーション | ビービロード | ¥12,960 | オム二シールド・リップストップナイロン | タウンユース向け | フロックスジャケット | ¥13,608 | オム二シールド・ナイロンDWR | タウン&フィールドも | モリソンロックジャケット | ¥12,960 | ロマTCキャンパス(ポリエステル65%綿35%) | タウンユース向け | ホワイトストーンパークジャケット | ¥19,980 | オム二シールド・オム二ヒート・ナイロンDWR 中綿:オムニヒートインサレーション | 中綿防寒ジャケット | ホリゾンズパイン・インターチェンジ・ジャケット | ¥29,160 | オム二シールド・オム二ヒート・ポリエステルDWR 中綿:オムニヒートサーマルインサレーション | 中綿防寒ジャケット | オレルジャケット | ¥39,960 | オム二テック・ナイロンDWR ライナー:ナイロン表地・トリコット裏地・650pfダウン | 3ウェイ・ダウン防寒ジャケット | レイクパウエル・ジャケット | ¥17,280 | オム二シールド・オム二ヒート・ナイロン 裏地:ポリエステルトリコット | 防寒ジャケット | エジソンパス・ジャケット | ¥23,760 | オムにテック・ナイロンDWR | 防水透湿 レインジャケット仕様 | ピアランド・ウィメンズ・ジャケット | ¥14,040 | オム二シールド・ポリエステル | 花粉付着防止ウィンドブレーカー |
ザ・ノース・フェイスTHE NORTH FACE | コンパクトジャケット | ¥14,040 | ナイロン100% | タウンユース | クライムベリー・ライト・ジャケット | ¥39,960 | ゴアテックス3層リップストップナイロン | ハードシェル | クライム・ライト・ジャケット | ¥32,400 | ゴアテックス3層リップストップナイロン | ハードシェル | エボリューション・ジャケット | ¥15,560 | コーデュラナイロン | タウンユースやキャンプ用 | ドットショットジャケット | ¥21,600 | ハイベント・ナイロン 裏ポリウレタン | ハードシェル | オールマウンテンジャケット | ¥49,680 | ゴアテックス3層70デニールナイロン 裏地:トリコット | ハードシェル | マウンテンソフトシェルフーディー | ¥16,200 | ナイロン84%ポリウレタン16% | ソフトシェル | エンデュランスフーディー | ¥37,800 | ゴアテックス3層ナイロン | ソフトシェル | ストライク・トレイル・フーディー | ¥20,520 | ハイベント・ナイロン 裏ポリウレタン | ソフトシェル | スワロウテイルベント・フーディ | ¥15,120 | スワロウテイルナイロンDWR | ランニング用ストレッチ・アウターシェル | フラッシュドライアクティブフーディ | ¥16,200 | フラッシュドライ・ポリエステル 裏ポリウレタン | ランニング用ストレッチ・アウターシェル | ベンチャージャケット | ¥17,280 | ハイベント・ナイロン 裏ポリウレタン | 防水ウィンドシェル タウンユースやキャンプ用 | クラウド・ジャケット | ¥29,160 | ゴアテックス2.5層ポリエステル | ハードシェル | エクスプローラー・ギアライト・ジャケット | ¥48,600 | ゴアテックス3層13Dナイロン 裏;マイクロトリコット | ハードシェル | マウンテン・ジャケット | ¥51,840 | ゴアテックス2層ナイロン 裏;メッシュ | ハードシェル | スクープジャケット | ¥31,320 | ハイベント2層ナイロン裏ポリウレタン 裏地:ポリエステルエンボス加工 | ハードシェル |
シエラデザインSIERRA DESINGS | マウンテンパーカー | ¥43,800 | 60/40クロス 裏地:ナイロン | 元祖マウンテンパーカー | ライトパーカー | ¥36,000 | 60/40クロス 裏地:ナイロン | ショート丈 | ロング・パーカー | ¥46,800 | 60/40クロス 裏地:ナイロン | ロング丈 | ペンドルトン・ラインド・マウンテンパーカー | ¥69,800 | 60/40クロス 裏地:ウール | 防寒ジャケット |
パタゴニアpatagonia | フーディーニジャケット | ¥14,580 | リップストップナイロンDWR 裏地トリコット | タウン〜軽アウトドア | アルパインフーディーニ | ¥27,000 | H2NoリップストップナイロンDWR | ハードシェル | ストームレーサージャケット | ¥35,640 | H2NoリップストップナイロンDWR 裏地トリコット | ハードシェル | クラウドリッジジャケット | ¥32,400 | H2NoリサイクルポリエステルDWR 裏地マイクロフリース・メッシュ | ハードシェル | ピオレットジャケット | ¥40,500 | 2層ゴアテックスDWR 裏地:ポリエステルメッシュ | ハードシェル | トレントシェルジャケット | ¥19,440 | H2Noリップストップ・リサイクルナイロンDWR | ハードシェル | テズロンジャケット | ¥19,440 | ナイロンDWR | タウンユース |
マーモットMarmot | コンフィシェル・ジャケット | ¥19,404 | ポリエステルDWR 裏地:ポリエステルメッシュ | タウン〜軽アウトドア | ノマドワーカー・ジャケット | ¥12,960 | ナイロンDWR | タウン〜軽アウトドア | ナノプロ・リッジ・ジャケット | ¥26,784 | ナノプロ二層ナイロン 裏:ポリエステルメッシュ | ハードシェル | ゼロストームジャケット | ¥24,840 | 防水透湿性ナイロン | ソフトシェル | ランブル・コンポーネント・ジャケット | ¥42,120 | 防水透湿ポリエステル 裏地ポリエステル インナー中綿:ポーラテック | 防寒 インナーインサレーション2ウェイ |
マムートMAMMUT | エクスクルージョン・アドバンスド・ジャケット | ¥14,580 | ポリエステル・ポリウレタン 裏プリマロフト | シェル | ソフトテック・クライムライト・フーディージャケット | ¥19,440 | ポリエステル・ポリウレタンDWR | ソフトシェル | ゴアテックス・オールウェザー・ジャケット | ¥42,120 | 2層ゴアテックスポリエステル | ハードシェル |
アークテリクスARCTERYX | ベータSLハイブリッド・ジャケット | ¥54,000 | ゴアテックス・パックライトDWR | ハードシェル | シータARジャケット | ¥86,320 | ゴアテックスDWR | ハードシェル | ガンマLTフーディ | ¥29,160 | ダブルウィーブ(ナイロン・ポリエステル・ポリウレタン) | ソフトシェル | スコーミッシュ・フーディー | ¥23,760 | 30DナイロンDWRポリウレタンコーティング | ソフトシェル | コダ・ジャケット | ¥64,800 | ゴアテックス・ナイロン 中綿:コアロフト・インサレーション | 防寒 インナーインサレーション2ウェイ |
カリマーkarrimor | アリート・フーディー | ¥22,680 | ナイロン・ポリウレタンコーティング 裏;ポリエステル | ソフトシェル | イーデイル・ジャケット | ¥29,700 | ナイロン・ポリウレタンコーティング 裏;ポリエステル | レインウェア防水透湿 | サミット・プロ・ジャケット | ¥44,280 | Eventリップストップナイロン | ハードシェル | ビューフォート3lジャケット | ¥25,704 | ウェザーライト(防水透湿性ナイロン) | 超軽量シェル ベンチレーション |
モンベルmont-bell | ダイナアクションパーカー | ¥31,320 | バリスティックナイロン・ゴアテックス | ハードシェル・メンズ | プリモパーカー | ¥28,620 | バリスティックナイロン・ゴアテックス | ハードシェル・レディース | フレネイ・パーカー | ¥25,920 | ゴアテックス3層70デニールナイロン | ハードシェル | コスミック・パーカー | ¥24,192 | ドライテック3層40デニールナイロン 裏:ポリエステル起毛 | ハードシェル | 3in1フォールラインパーカー | ¥27,800 | 防水透湿40Dリップストップナイロン インナー:インサレーション中綿 | 3ウェイ インナーを単体でも使用可 |
ホグロフスHOGLOFS | ボアフード | ¥19,440 | ナイロン・ポリエステル | ソフトシェル | ニススタン・ウィンター・フード | ¥28,080 | ナイロン・ポリエステル・ポリエステルDWR | 撥水性の高いソフトシェル | アンプル・シールド・ジャケット | ¥12,960 | ナイロン | タウンユース | スピッツ・ジャケット | ¥70,200 | ゴアテックス3層40Dナイロン | ハードシェル | エスカー・ジャケット | ¥28,080 | プルーフ2層40Dナイロン | タウン〜軽めアウトドア | 二ヴァ・ジャケット | ¥49,680 | プルーフ2層40DナイロンDWR | ハードシェル スノーシュートレッキング バックカントリーに |
へりーハンセンHELLY HANSEN | アルマークジャケット | ¥25,920 | 防水透湿70Dナイロン | 防水性の高いマウンテンパーカーとして | ベルゲンジャケット | ¥11,880 | 70Dナイロン | ソフトシェル | スカンザライト・ジャケット | ¥18,360 | 防水透湿70Dナイロン | レインウェア |
ミレーMILLET | グランズ・モンテッツ・ゴアテックス・ジャケット | ¥42,120 | ゴアテックス2層ポリエステル 裏;ナイロン | ハードシェル | フィッツロイ2.5ジャケット | ¥12,312 | 防水透湿性ナイロン撥水加工 | ソフト シェル |
Kシールドジャケット | ¥18,460 | 防水透湿ポリエステル・ポリウレタン 裏地;ポリエステル | ハードシェル |
ノローナNORRONA | フォルケティン・ゴアテックス・ジャケット | ¥58,320 | ゴアテックス3層20Dナイロン | ハードシェル |
アウトドアリサーチOutdoor Resarch | メンズ・ヘリウムハイブリッド・フーデットジャケット | ¥17,200 | パーテックス・ナイロン | ソフトシェル |
アウトドア・ファッション系のマウンテンパーカー | |||
ザノースフェイス・パープルレーベルTHE NORTH FACE PURPLE LABEL | マウンテンパーカー | ¥34,560 | ベイヘッドクロス(ナイロン65%綿35%) |
チャムスCHUMS | ブービーフェイス・マウンテンパーカー | ¥17,172 | ナイロン62%綿38% | レディーバグ・ジャケット | ¥12,960 | 15Dナイロン撥水加工 | クーガー・マウンテン・ジャケット | ¥25,920 | 防水透湿性ナイロン 裏;ナイロン 中綿:プリマロフト |
ジーアールエヌgrn | マウンテンパーカー | ¥8,900 | 60/40クロス テフロンコーティング 裏地:綿100 | マウンテンパーカー3way | ¥14,800 | 60/40クロス テフロンコーティング 裏地:綿100 ライナーボア;ポリエステル |
マナスタッシュMANASTASH | マナフレックス トリップ マウンテンパーカー | ¥17,280 | ポリエステル(マナフレックス) | トリッパー・マウンテン・パーカー | ¥25,920 | 60/40クロス
アンドワンダーand wander |
イーベントレインジャケット |
¥70,200 |
イーベント・ナイロン 裏地:ポリエステル |
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ライト・レインジャケット2 | ¥39,960 | 15Dナイロン・ポリウレタンラミネート加工 |
ペンフィールドPenfield | マウンテンジップパーカー | ¥25,056 | 綿95%ポリウレタン5% 裏:ポリエステル・綿 | パッサン・ナイロン・マウンテンジャケット | ¥18,990 | ナイロンDWR |
グラミチGRAMICCI | シェル・パーカー | ポリエステル100% | |
ティンバーランドTimberland | ウォータープルーフ・マウントキャポット・シェル | ¥23,760 | 防水性ポリエステル |
ワイルドシングスWILD THINGS | デナリジャケット | ¥36,720 | 防水透湿ナイロン |
ポーラーPOLeR OUTDOOR STUFF | ドラフトジャケット | ¥25,800 | ナイロン100% |
フェルラーベンFhallraven | グリーンランドジャケット | ¥31,320 | G1000素材(ポリエステル65&コットン35%) |
マウンテンリサーチMountain Resarch | マウンテンパーカー | 廃盤 | |
バートンBURTON | ソフトシェルジャケット | ¥8,400 | ポリエステルDWR |
スノーピークsnow peak | インディゴマウンテンパーカー | ¥54,000 | ナイロン62%綿38% |
カジュアルブランド系のマウンテンパーカー | |||
ビーミングB:MING by BEAMS | マウンテンパーカー | ¥15,984 | ポリエステル・ナイロン、裏ポリエステル・綿 |
シップスジェットブルーSHIPS JET BLUE | マウンテンパーカー | ¥29,160 | 60/40クロス ボアライナー | マウンテンパーカー | ¥19,980 | 綿63%ナイロン67% ボアライナー |
ジャーナルスタンダードJORNAL STANDARD | マウンテンパーカー | ¥19,440 | ポリエステル84%綿16% 裏地ポリエステル100% | マウンテンパーカー | ¥12,960 | ポリエステル85%ナイロン15% 裏地ポリエステル100% |
フリークスストアFREAK`S STORE | マウンテンパーカー | ¥26,784 | 綿65%ナイロン35%テフロン加工 キルトライナー:ナイロン、中綿ポリエステル |
ピルグリム・サーフ+サプライPilfrim Surf+Supply | マウンテンジャケット | ¥38,880 | ベンタイル・コットン |
フレームワークFRAMeWORK | マウンテンパーカー | ¥25,920 | ポリエステル57%綿43% 裏地:ポリエステル100% |
クリフメイヤーKRIFF MAYER | マウンテンパーカー | ¥11,664 | ポリエステル52%綿40%ナイロン8% | デニムマウンテンパーカー | ¥8,532 | 綿97%ポリウレタン3% |
ジョンブルJhonbull | ユーティリティー・シェル | ¥52,920 | 防水透湿テトラテックス・ポリエステル100% |
ディッキーズDickies | マウンテンパーカー | ¥19,000 | 綿65% ナイロン35% ライナー:ポリエステル100% |
ナノ・ユニヴァースnano UNIVERSE | マウンテンパーカー | ¥13,824 | ポリエステル65%綿35%、裏地:ポリエステル100% |
コラボのマウンテンパーカー | |||
アークテリクス×ビームスARC`TERYX×BEAMS | 別注ベータSLジャケット | 48600 | パックライトゴアテックス |
ザノースフェイス×ビームスTHE NORTH FACE×BEAMS | エクスペディション・ライト・パーカー | ¥32,000 | ハイベント3層40Dナイロン コーデュラナイロン補強 |
シュプリーム×ザノースフェイスSupream × THE NORTH FACE | 2016年マウンテンジャケット 2015年デline-height:120%;ニム・ドット・ショット・ジャケット 2013年3Mマウンテンパーカー 2012年マウンテンシェルジャケット 2010年マウンテンジャケット |
プレミア | 毎年やっているコラボだが、年によってヤッケタイプのプルオーバーやジャケットタイプのマウンテンパーカーなどいろいろ |
ビーバー×マナスタッシュBEAVER×MANASTASH | 別注ブレス・ア・キングピン・パーカー | ¥24,840 | 防水透湿性ナイロン 裏メッシュ:ポリエステル | 別注イーベント・プリマジャケット | ¥59,400 | Eventナイロン 中綿;プリマロフト |